素 敵 な か ぞ く


「しかしあいつ等には参ったぜ…。」
「本当ね…明日にでも、あの2人捕まえて、説得しなくちゃね…。」
「勝手に決めやがって…。ぜってー出ないからなっ!TVには!!」
「当たり前でしょ!あたしだってイヤよ!」

昼同様、無事(?)夕飯を済ます事が出来た、乱馬とあかねは居間で、TVを見ながら話をしている。
昼間に見た「素敵なかっぷる」という番組に出ていた、大介&さゆりカップルのせいで、2人は要らぬ悩みを抱える事となった。
番組終了後、2人を捕まえようとしたが、見事、2人の携帯は繋がらず、現在TV出演を断れていないままの状況であった。

「ったくこれが皆に知れたら…。」
「そうね……。全く、さゆりも大介くんも、こっちの気も知らないで…。想像するだけでも…」
「「うんざりする。」」
2人の気持ちはまさしく一致。
両家の親を筆頭に、なびき、久能…3人娘に知れた日には何が起こるか、容易く想像出来る。
「「はぁ…」」
2人は揃って深い溜息をついた。

どうしたものかと、無言で考え込む2人。

「「………」」

「あ゛ーーーーっ!」
しばらくは考えていたが、何も思いつかない乱馬は突然叫ぶ。
「な、何よっ。」
片肘ついて、寝転がっていた乱馬は、叫ぶと同時に起き上がると、真剣な表情であかねと向き合った。
「こうしていても、どうしようもねー。」
「そ、それはそうだけど…。」
「…あかね…」
落ち着いた調子でそう言うと、あかねに向かって手招きする。
「何?」
真剣な様子に、あかねは手招きされるがままに、乱馬のそばへ寄る。
と、あかねが近づいてくると手を取り、乱馬は自分に引き寄せた。
「…昼間TVに邪魔されたから、ソファーの続きしてやる。」
「なっ!こんな時に…」
「…皆がいない、こんな時だからこそだろ?」

昼間、あかねが言った通り、天道家には乱馬とあかねの2人しかいない。
早雲、玄馬、のどかは自治会主催のイベントで温泉に、かすみ、なびきは友人の家に遊びに行っていた。
今日は誰も帰って来ない。

「もう!真剣な顔してるから何かと思えばっ!」
大事な話でもあるのかと、近づけばこの調子。
呆れた様子でそう言いながらも、嬉しそうなのが伺える。
自分だけでもなく、相手も触れたいと思ってくれている事は嬉しい。
文句言いながらも、昼間同様のソファーの形になる。
「ねぇ、皆とTVの事だけど…。」
「その事は、また明日考えようぜ。」
「でも…。」
「皆帰って来るの明日だし、大丈夫だって。もう止めようぜ。」
先程の話を切り出すが、乱馬はもう考えるのが嫌になった様子。
乱馬は後ろからあかねの髪を優しく撫でると、その手を頬に滑らせ、添えると顔を向けさせた。
「あかね…」
「…乱馬」
そして、昼間遂げられなかったシーンの再現をまさにしようとした瞬間…


「「「ただいま〜っ!!」」」


玄関から元気な声が聞こえてきた。
「「えっ!?」」
一瞬何が起こったのか、乱馬もあかねも訳が解らなかった。
が、見られてはたまったものではないと、2人はすっかり離れる。
「え!?どうして?誰か帰って来たのかしら?今日は皆、泊まりのハズじゃ…。」
「だよなっ…。おい…何か嫌な予感が…」
2人は顔を見合わせると、玄関へ向かおうと立ち上がった。
すると、
「あかね〜!乱馬くん〜!」
玄関からの声があり、ばたばたと足音がしたと思うと、乱馬とあかねに向かって突進して来た。
「お、おじさん!?」「お父さん!?」「「何で…っ!?」」
突進して来たのは、早雲。
何で帰って来たの?と言い終わる前に、早雲は乱馬とあかねをまとめてぎゅっと抱きしめた。
しかも号泣している。

「『何で』も何も、あかねっ!乱馬くんっ!でかした〜〜〜っ!!!」

「「え゛っっ!?」」

そして早雲の言葉に続くように、玄馬、のどかが顔を見せた。
「男らしいわ乱馬!母さん本当に嬉しいわ!」
「いや〜、ワシ等すっかり騙されとったなぁ…わはは!しかし乱馬!お前もやるのぉ〜うりうりっ!!」
玄馬は、乱馬に向かって肘でつつく。
「げっ!な、何の事だよ…。」
「そ、そーよ。」
何を言われているのかは、もちろん解っている。
余りにも早い伝達に、一瞬たじろいたが、白を切る2人。
「何って。今日大介くんとさゆりちゃんが、TVに出ていたんでしょ?そこであなた達が付き合っているって、言ってたって聞いたもんだから…」
「3人で旅行している場合ではない!と帰って来たんだよ〜!かすみもなびきも帰ってくる様に言ったから、皆で今日は宴会だ〜!!」
「「え゛っっ!」」
「天道くん!これで…」
「「安泰安泰!!わははは〜」」
勝手に盛り上がりをみせる2人に、乱馬もあかねも潔白…では無いが、否定する。
「お、おいっ!待てっ!それは誤解であって…」
「そーよ!何であたし達が付き合わなくちゃいけないのよっ!」
明日、対策を考えても間に合うと思っていた2人の所に、突然の家族の帰還。
結局、いつも通りの調子で否定するから、説得力も無い様に感じる。
「そうやって、ワシ等の目を欺いとったんだなっ!」
「照れてやんのvv」「「わはははは〜!!」」
天井を突き抜ける勢いの笑い声が響く。
何度も否定を試みるが、親父組は聞いちゃいないし、テンションの高さに全然周りが見えていない。
居間には、踊り狂う中年2人がいた。

「ぜ、全然俺達が話せる状況じゃねぇ…」
「ほ、本当…ちょっと盛り上がり過ぎじゃ…」
2人は溜息をついて困っている。
2人は解っていないが、それは仕方ない事である。
両家の親にしてみれば、いつも喧嘩ばかりしていて、仲の良い姿を見たことが無いだけに、2人の未来に少々不安を抱いていたのだから。
そんな時に出た、"交際宣言"は親父組の未来を明るくしたのだ。
という訳で天道家では現在、異常な盛り上がりをみせている。

「ただいま〜。」
そこへスーパーの袋を抱えた、かすみが帰って来た。
「あかねちゃん、乱馬くん良かったわね。今日は御馳走にしなくちゃね。」
にっこりとそれだけ言い残して、早速台所へ入り夕飯を支度し始める。
「手伝うわ。かすみちゃん。」
のどかも台所へ向かった。

「ただいま〜っ!!」
かすみに続いて、しばらくすると、今度はなびきが帰って来た。
居間へ顔を出し、一言。
「あかね〜…乱馬く〜ん…ついにバレちゃったわね!ま、覚悟しておいてよ!」
不適な笑みを浮かべると、部屋に戻って行った。

「つ、ついにって、なびきのヤツ知ってたのかよ!?しかも何の覚悟だよ!」
「一体いつから………」
おそるべし、なびき。

そんな2人を他所に、宴会の準備は着々と進む。
そして用意されている間も、2人は親父組へ挑んでいた。

どんどん並べられる料理。
「皆、ご飯よ〜。」
そのかすみの一声で、宴会が始まった。
2人は先程、夕食を済ませたばかりだというのに、またもやご飯の席に座っている。

「いやーしかし、すっかり騙されていたね〜早乙女くん。」
「本当だね天道くん。喧嘩する程仲が良いとは、昔の人は良く言ったもんだね〜」「「わははははは!」」
「だからっ!違うって言ってるだろ!?」
「もう!何度言ったら解るのよ!」
宴会前から、何度となく否定を試みたが、「わかったわかった。みなまで言うな!!」と何を言っても聞かない親父組。
そんな有様に、どうしようもないのに、絶対認めようとはしないのが、乱馬とあかねの性分。
しかし、TVを見た訳でもないのに、聞いただけの話で良くそこまで盛り上がれるものだ。
一体どういう情報が彼等の元へ行っているのか…。

「いいかっ!あいつらが、勝手に思っている事であって、TVの事は関係ねぇんだ!」
「そうよ!一体どういう風に聞いたのか知らないけど、いい加減にしてよね!」
「あ〜ら、本当に往生際が悪いわね〜。」
とその時、後ろにひとつの気配が現れる。
「まだ、否定しているの?そっちこそ、いい加減認めたら?」
親父組の相手をしていた為に、一番恐ろしい存在をすっかり忘れていた2人。
後ろから聞こえた声はまぎれもなく、
「なびき…」
「おねえちゃん…」
何やらごそごそ部屋でしていたなびきは、今までここには居らず、たった今ようやく、居間へ降りて来た。
先程言っていた、"覚悟"という台詞が2人の頭をかすめる。
「どんなのか知らないけど、もう放送されちゃったんでしょ?観念しなさいよ!」
「観念って何だよ。大体見てもいないで、勝手な事言うなよ!」
「そーよ!さゆり達が作り話してるだけなんだから!」
「あ、そう…。ま、いいわ。ところでこれな〜んだっ!」
高々と挙げたなびきの手には1本のビデオテープ。
「「へ?」」
「はいっ再生!」
掛け声とともにビデオテープは、がしゃんと差し込まれ再生し始めた。

『♪ばばば〜ん!!!素敵なかっぷるの時間です!!!…♪ばばば〜ん!!』

「げっ!!」
「まさかっ!!」
「なびきっ!もしやこれは…」
「そーよ、お父さん。今日の放送分よ。手に入れるの大変だったんだからね〜♪」
そう言いながら、ご飯を食べ始めるなびき。
「この放送のお陰で、今日のご飯は豪勢ね!!」

「「なっ!!」」

別に2人が映っている訳ではないし、何も証拠が映っている訳でもないが、止めに入ろうとする乱馬とあかね。
しかし、乱馬は玄馬に、あかねは早雲に押さえつけられ、止めることが出来ない。

流れ始めて5分、もう観念した乱馬とあかねは、暴れるのを止め、勝手にしろとばかりに、明後日の方向を向いて2人でお茶を飲んでいた。

『クラスメートの中に、お互い好きなくせに素直じゃない天邪鬼カップルがいて、その二人を何とかしようって、いつもこいつを含めた友達と集まっては作戦会議してたんですけど…』

「あんた達、情けないわね〜。周りにまでも、こんなに心配されて〜。」
「うるへー…」
攻防虚しく流れる"素敵なかっぷる"。

『天邪鬼カップルより先にくっついちゃったわけだ』
『いや、それが…決定的瞬間を見て…ぐふふ…。』
『ちょっと大介…何かヤラシイわよ。』

「「け、決定的瞬間!?」」
「あらあら」
「まぁ…」
「へ〜(お金になるかしら…)」
その言葉に一番激しく反応した早雲と玄馬。
しかも大介の言い方がイヤラシイだけに、余計に想像を掻き立てる。
それを聞いた早雲は、乱馬のそばへ寄り、声をかける。
「乱馬くん。」
「何だよ。」
明後日の方向を見たまま、お茶を飲んでいる乱馬はぶっきらぼうに答える。

「もうそろそろ、孫の顔が見られるのかな〜?」
ぶーーーーっ!!
「なっ!!」
乱馬は思わず口に含んでいたお茶を吹き出した。
「何考えてんだっ!」
「お、お父さん!!な、何バカな事言ってるのよ!そんな訳ないでしょ!!!」
乱馬もあかねも、真っ赤な顔で否定する。
が、またもや言いたい事だけ言って、人の話は聞いていない親父組。
「いやぁ…良かった、良かった…。」
早雲はそう言うと、おいおい泣き出した。
そこへ玄馬が近寄り、早雲の肩に手を置く。
「天道くん…きっとそんな日も近いに違いない。今日はとことん飲もうじゃないか!!」
「そうだね早乙女くん!!」
そう言うと縁側に出て、2人で飲み始めた。
TVはもう、満足した様である。
「乱馬っ良くやったーーー!」
縁側で叫ぶ玄馬に向かって、
「何もしてねぇっっっ!」
乱馬も叫ぶ。


TVが終わった頃にはすっかり、親父組は眠りについてしまっていた。

「へ〜あんた達、次回のカップルなんだ、でも、これだけ?」
見終わってなびきが、思ったよりも収穫が少なかったのか、がっかりした様子を見せた。
「お父さん達、余程嬉しかったのね。」
のほほんとかすみは言い、親父組にタオルケットを掛ける。
「カップルじゃねー…。」
「そーよ…。」
ここまで来ても、乱馬もあかねも未だ、否定していた。
「あんた達ね〜、その否定する意味は何?」
余りの頑なな態度に、なびきもここまで来ると呆れてしまう。
なびきだけではない、かすみもだ。
のどかに至っては…。
「意味も何もそれが事実……ひっ…」
乱馬がそう言いかけたところで、日本刀が飛んできた。
乱馬の言葉が遮られる。
「男らしくないわよっ乱馬!」
厳しいのどかの口調、そして日本刀の登場に、全員が止まった。
潔くない息子の姿に、ついにのどかが怒ったのだ。
「乱馬っ!どうして否定するの!?大事な娘さんと…あかねちゃんとお付き合いしているのよ。本当ならあなたがきちんと、周りに認めてもらう位でないといけないのに!」
「お、おふくろ…?」
突然、のどかに怒られ驚く乱馬。
「あなたは、男としてのケジメから逃げているわ。」
のどかの言葉にあかねもうろたえ、フォローに入る。
「お、おば様…でも…」
「でも…じゃないわよ、あかねもそうよ。乱馬くんの事好きなら、どうして否定するの?あなたも同じよ。」
かすみも、余りのあかねの意地っ張りにぶりに、珍しく口を出した。
「…ってたって、面白半分でからかわれるし、こんな騒ぎになるから、嫌に決まってんだろ!」
「そうよ…。だから乱馬とも、しばらくは隠そうって…」
「あんた達…その発言、付き合っていると認めると言う事ね。」
すかさず、口を挟んだなびきの言葉に固まる2人。
「「う…………」」

無言の2人に、のどかは一呼吸置くと、口を開いた。
「2人とも、皆が騒ぐのは、しょうがない事よ。皆、あなた達が上手く行くことが嬉しいのよ。2人が幸せになる事が、私達の幸せでもあるのだから…。」
俯いて固まっていた乱馬とあかねは、のどかの言葉で顔を上げた。
「確かにお父さん達、少々度が過ぎる所はあるけれど、面白半分だなんて以ての外。いつも2人の事を心配しているのよ。恥ずかしい事ではないのだから、いい加減に素直になりなさい。素直にならない事で、お互いを傷つける事になったら、どうするの?乱馬もあかねちゃんも、そんな事で傷つく所は見たくないわ…。あかねちゃんも私にとってはもう、家族…娘同然なのだから。」
優しく微笑みながら、2人を諭すのどか。
その言葉は2人の胸に響いた。
「おふくろ…」
「おば様…」

子の幸せを願うのは親の常。
意地っ張りだったこの2人が上手く行く事は、のどかにとっても嬉しい事である。
親父組は、「「安泰安泰!」」と踊っていただけで、あの踊りからでは汲み取れないが、のどかと同じ気持ちを持っているのは確かな事だ。
ちゃかすばっかりの親父組とは違った形で、貰った母の気持ち。
そんな親としての気持ちに触れ、乱馬は決意をした。
「…わ、わかったよ。もう誤魔化さねぇ。明日おじさんにはちゃんと言う。あかねと付き合ってますって…」
改めて、あかねの父へきちんと報告する事が、乱馬にとって1つのケジメ。
しかし"付き合ってます"と家族の前で言うのに照れがあるのか、少々語尾は弱くなっている。
あかねも、きちんとのどかの方へ向き直って頭を下げる。
「おば様、あたしの事…娘って…有難うございます。あたし、頑張ります!だからこれからも宜しくお願いします。」
頬をほんのりと染めながら、のどかへ挨拶する。
「あかねちゃん……。有難うね。こちらこそ乱馬の事、宜しくね。」
「はいっ!」
満面の笑みで、のどかの言葉に応える。
「あらら、これであかねは乱馬くんのお嫁さん同然ね!」
「あら、なびきちゃん、あかねちゃんはもう前から乱馬のお嫁さんよ。」
「良かったわね、あかね。」
かすみもにっこり笑う。
「何だか…ちゃんと言った方がすっきりしたっ。」
「ま、そうかな。」
今まで、スリリングがあり、それを楽しむ事もあったが、隠していた後ろめたさが無くなり、確かにすっきりしたかもしれないと、乱馬も思う。
「全く、さっきまであれだけ否定しといて…。ゲンキンな妹達だわ。」
なびきはそう言うと、ふっと笑った。
「だって、おば様の言葉が嬉しかったんだもん。」
そう言うとあかねはぷくっと膨れた。
その様子に皆笑う。

「…この方が良かったな。」
あかねの笑顔、そして母のどかの嬉しそうな表情を見て、乱馬は小さく呟いた。
「何?」
「え?あっああいや。でも、まだ残る問題はある訳で…。」
「TVなら断るからいいじゃない。まだ何か……あっ…!!」
あかねの脳裏には3人の顔が浮かんだ。
「あかねぇ、一っ番、やっかいな問題は3人娘でしょ?まさか忘れてたの?でも、まぁしばらくは大丈夫でしょうけど。」
「「何で?」」
「シャンプーは中国、右京は大阪…それに久能ちゃん一家は海外みたいだしね。」
なびきは2人に向かってウィンクを投げる。
「「良かった。」」
2人はすっかり意気が揃っている。
そう、何より恐ろしいのは3人娘、久能の反撃である。
偶然にも、揃っていなかったのは不幸中の幸いで、対策を練る時間はありそうである。
「でも、おねーちゃん!何でそんな事知ってるの?」
その言葉になびきが、ぴくっと反応した。
「え!?やあだ、たまたま耳にしてねっ。あっもう寝なくちゃ!……おば様、おねーちゃん、それに素敵なかっぷる、お休み〜!」
そしてそう言うと、バタバタと逃げて行った。
「なびきっ!」「おねーちゃん!」
2人は照れながらも、なびきのその姿に、何も企んでいない事を祈るばかり。

ふと、縁側を見ると、幸せな眠りについている親父組の姿が見えた。
明日、親父組が起きれば、第一声、からかわれるであろうが、交際をこんなに大賛成してくれるのは、幸せな事である。


一癖二癖あるが、皆、愛すべき素敵なかぞく。
まだまだドタバタ劇はありそうだが、親父組に報告する事は上手く行くだろう。



 素敵なかっぷるの続編です…。
 ひなたぼっこの清華様に贈らせて頂きましたvv
 宣言通り続いてます。
 取りあえず、TVで暴露されて周りが黙ってないだろうと家族を先に出しました。
 えっと実は更に続いてます。…頑張って書いてます!

 ので、次回作、また読んで頂ければ幸いです。
2002.8.29


「ひなたぼっこ」は閉鎖となりました。
復活されるときは一之瀬までご一報ください。




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