◇ネリマールクエスト 第一章
武蔵さま作


 3×××年、人類の科学力はもはやこれ以上は無いというくらいに進歩した。この時代では人は何不自由無く生活ができ、ありとあらゆる楽しみを味わう事ができた。空を飛ぶ事ができたり、学ばずとも機械である程度の学力を身に付ける事ができた。しかし、人は一定の楽しみを味わうとそれ以上満足感を味わう事ができず、新たな欲を求めようとする。町から都市へ、都市から国へ、全てを欲するあまりそれは起こった。第3次世界大戦である。
 科学の発達したこの時代での戦争は、第2次世界大戦を遥かに凌ぐとてつも無い戦いであった。発展途上国はなくなり、ほとんど1つになりかけていた世界の崩壊。それは突如やってきた。核の数十倍の威力を持つミサイルが各国から打ち出され、世界は滅んだ。幸か不幸か、爆発の影響で地球の比重が変わり、公転が狂うという事もなかった。予め事態の予測をしていた人々は地中深くに隠れ、何を逃れる事ができた。
 しかし、放射能の影響を恐れ、僅か残された人類の生き残りは地下での繁栄を続けた。
 稲作、住居、衣服、全てが大昔の時代の人達がしてきたような生活から始まった。

−−−およそ1000年後−−−

 人口は増え、昔の時代でいう中世の頃に追い付いた。人々は地上での生活を始めていた。厳しい条件下のせいなのか、または放射能のえいきょうなのか、人々は新たに進化していた。己の生命エネルギーを力に変換できるという能力だ。陽の力を使う闘気、陰の力を使う妖気、聖の力を使う法術、魔の力を使う魔術。これらはメンタルポイント、マジックパワーの総称『MP』と呼ばれた。MPは生まれ
ついて決まっていて、指紋のように1人1人違っていた。
 物語はこの時代から始まる。ネリマール大陸と呼ばれるその大陸では数カ所、国が存在していた。主人公
とヒロインはこの内の王子と王女である。

−−−早乙女王国−−−

「乱馬!また学問をさぼりおって、早乙女王国の王子である自覚をもたんか!」
 早乙女国王の玄馬が王子の乱馬に向かって怒鳴る。
「だってよ〜、俺には武術をやってた方が性にあってるし、それに大昔の人達だって学問を求めた結果が世界滅亡に結びついたんだろ?だったらそんなもんやるだけ無駄無駄。」
 同じ過ちをくり返さないため、古くから受け継がれてきたこの話は世界中では知らないものは居ない程であった。
「馬鹿者!時期国王であるおまえがそんな気持ちでどうする!馬鹿では国王になれんのだぞ、馬鹿では!」
「親父は頭が良いってのか?まあどちらにせよ、八宝斉のじじいさえ倒せばこの世界も平和になるし、俺達だってこんなふざけた体質ともおさらばできるんじゃねぇのか?」
 八宝斉の名が出た瞬間、国王玄馬はパンダの姿になって王冠をぐるぐる回していた。
「はぁ・・・俺、ちょっと旅に出るわ。」
「パフォ!(なに!)」
 王冠回しをやめてパンダが乱馬に近付いた。
『おまえ、何をする気だ?妙な気を起こせば親子共々切腹だぞ!』
 プラカードに書くその素早さはまさに神技。必死で止めようとするパンダ。
「そりゃ、男らしく無かったらだろ!どのみち八宝斉を倒さない限りこの体質だって治せねーんだ。遅かれ早かれ行くべきだ。大体、水をかぶると女になるなんて国民に知られたら国を追い出されるかも知れねーし、いい加減うんざりしてたところだ。」
 乱馬は鎧を着て、すがりつくパンダをはねのけて必要なアイテムを持ち、バレないように女の姿で出かけ
た。

−−−天道王国−−−

「あかね!待ちなさい!」
 天道国王早雲が三番目の王女のあかねを引き止める。当のあかねはキッと国王を睨み付ける。
「どうして勝手にあんな事を言ったの!」
 あかねが激怒する理由、それは国王が大衆に向けて言った一言であった。
『この世を乱す八宝斉を見事討ち取った者は第三王女のあかねとの結婚を認める』とのこと。
 既に上2人の王女、かすみ、なびきは嫁ぎ先が決まっていたため三女のあかねだけが取り残されていた。
「私は心配なのだよ。おまえが結婚しないのが。それにあの邪悪な妖怪八宝斉を倒すような強い者が現れれば我が国にも心強い。そう思わんか?」
 目を閉じ、うなずいていた早雲の目の前には既にあかねの姿は無かった。
「まったく!勝手に決めないで欲しいわ。なんで私が見ず知らずの人と・・・」
部屋に戻ったあかねはしばらく考え込んでいたが、何かを思い付いたのか紋章術には欠かせない杖を持ち出し、城をこっそりと抜け出した。
「私が八宝斉を倒せば誰とも結婚しなくてすむじゃない。」


 こうして2つの国の王子と王女は旅に出かけた。邪悪の化身、八宝斉を倒すために・・・
 この時代、陰の気である妖術を使える者は誰1人としていない。八宝斉はその妖術で好き勝手してきた。
 だからこそ八宝斉は魔王と称され、人々の敵とされている。未だ八宝斉を討ちにいって帰ってきた者はい
ない。


−−−ネリマール大陸東方・リョーガの街−−−

「さてと、まずは仲間を捜さなくちゃ。こういう時は酒場でパーティー登録をするんだっけ?」
 王女としての派手な服を脱ぎ、清楚な純白の法衣をきたあかねはきょろきょろと周りを見回した。なにしろ城からほとんど出た事がない為、町の雰囲気が新鮮なものに感じたのである。
「ここかな?私は呪文系だから格闘系の仲間を見つけなきゃ。」
 ある建物から酔っ払いがたくさん出て来るのを見たあかねはその中に入っていった。
 酔っ払いの巣窟、その中で清楚な女性であるあかねは明らかに場違いであった。その為、男がやってきたのも時間の問題であった。
「ようよう、お嬢ちゃん。こんなところに何か用かい?なんなら俺達と一緒に酒でも飲まないか。へっへ
っへ。」
 嫌な笑いをしながら近付いて来る数人の男。あかねを狙っているのはみえみえだ。
「私は八宝斉を倒すための仲間を捜しています。変な事したらただじゃおかないわよ!」
 あかねは杖を構えて牽制した。しかし男達は怯まずに居た。
「ほう、魔術師か。だがこれだけの人数相手に、しかも詠唱が間に合うかな?」
 さすがにそこを突かれるとあかねもまずいと思った。魔術の威力は凄まじいがその為に、詠唱する時間も必要なのだ。だからこそ詠唱中に隙をつくらない為に格闘系の仲間が必要なのだ。
 じりじりと迫って来る男達、店の中では他の客達も騒ぎ立て、誰1人としてあかねを助けようとするものは居なかった。あかねが覚悟したその時!
「いい歳した男がやる事とは思えないな。」
 男達の背後から突如声がした。あかねが声の方向を見ると若い少女がこちらを見ていた。その格好は小柄な少女に合わない大きな鎧を着ていた。あきらかに剣士だ。
「んっ?女じゃねぇか。しかもこちらもとびきりの上玉ときたもんだ。」
 標的が女剣士に変わり、男達が振り向いたその一瞬!数人の男は宙を舞っていた。
 女剣士はそんな男達を見向きもしないであかねに近付いた。
「怪我はないか?」
 優しそうなその笑顔にあかねは落ち着きを取り戻した。
「ありがとう。私はあかね、あなたは?」
「俺の名前はらんまだ。」
 強気に言うその姿が男みたいであかねは笑った。
「『俺』だなんて男の子みたいね。」
「あ、ああ。なにせこういう性格だからな。」
 少し動揺した感じがあったがあかねはらんまと気が合った。

−−−酒場−−−

 先程の男達の姿はなくなり、酒場はまた活気づいた賑やかさで溢れた。
「ねえ、あなた私とパーティーを組んでくれない?」
 格闘系の仲間を捜していたあかねにとってらんまは都合の良い逸材だった。
(この子、女の子だからもし八宝斉を倒しても私が結婚することはないから安心ね。)
 むしろ本心はこちらの方であった。それに対してらんまは考えていた。
(この女、魔術が使えそうだからな。八宝斉の妖術に俺1人で戦うのは苦戦しそうだしな。)
「わかった。だけど人数を多くすると何かと問題があるから少人数で行動するのが無難だと思うけど・・・」
「そうね。じゃあ私達2人のパーティーでいいんじゃない?ちょうどバランスがとれているし。」
 2人の少人数での行動には共通しているものがあった。自分達が王族だと知れると厄介になことになるということだった。

−−−宿屋−−−

 パーティー登録を終え、日が沈み始めたのを見た2人は宿屋に向かった。
「お二人様で400ガルドになります。」
 支払いを済ませ、部屋に案内されるらんまとあかね。宿屋に泊まった事のないあかねはキョロキョロ周りを見ながらも、始めての事に胸を弾ませていた。らんまもあかね同様なのだが、どこか不安そうな顔をしていた。
「この部屋でございます。ごゆっくり。」
 立ち去ろうとする管理人にらんまは呼び掛けた。
「あのっ、ここってもしかして一緒の部屋ですか?」
 少し困ったように言うらんまに対して管理人は首を傾げながら言った。
「このネリマール大陸の宿はどこもパーティーは同じ部屋ですけど・・もしかしたら大陸外から来られたんですか?」
「ま、まあそんなとこです。」
 普通の宿のシステムは例え男女であろうともパーティーを組んだ以上、余分な部屋を貸す余裕はない為どこでも同じ部屋になってしまうのだ。
「実は私もこういう同じ部屋に複数の人が泊まるってこと初めてなの。」
 とりあえず管理人の話を聞き、おおかたの内容を理解し、2人は部屋に入った。
 部屋の中はとても綺麗で2人には大きすぎるくらい広かった。
「さて、それじゃ俺は外で稽古してくるよ。あかねは?」
「私はここで紋章術の本を見てるわ。」
「そっか、じゃあ1時間ほどしたら帰ってくるよ。」
 各自明日までの時間潰しにする事を決め、らんまは外へ出た。


「ふう、まさかとは思ったが本当に同じ部屋とはな。あのまま部屋に居たら落ち着かないなんてもんじゃねーからな。」
 外へ出たらんまはカフェテリアで借りてきたお湯をかぶった。その瞬間、細かった腕は太くなり、身長は伸び、筋肉質な身体になった。
「鎧を脱ぐの忘れてたな。ま、女の体じゃちょっと重く感じるし今の体が一番落ち着くな。」
 そう言いながら乱馬は鎧を脱ぎ去った。といっても下には黒い戦闘服が着てあった。主に格闘家が好んで着る服である。
 そのまま乱馬はきっかり1時間、とても人間にはこなす事の出来ない程の運動を行った。


 さすがに男のまま部屋に入るわけには行かず、今度は水をもらい、女になって部屋に戻った。
「おかえりなさい。この部屋、少し小さいけれどもお風呂が付いてたからお湯を沸かしといたわよ。」
 あかねはずっと書物を読んでいたらしい。らんまはあかねの行為を受け取り、風呂に入った。
「う〜ん。どーすっかな。いずれはバレるんだし、このまま出ちまえ!」
 乱馬が浴室を出た途端。
「らんま、タオルここに・・・・」
 はち合わせた2人、あかねにとっては見ず知らずの男が浴室から全裸で出て来るのを見れば当然次の行動は予測できる。
「きゃ−−−−−ーーーーー!!!」
 その声は宿だけでなく、静かな街全体に広がるのではないかという大きさであった。幸いにも管理人は来なかった。おそらく部屋の特定が出来ないか、もしくはどこかへ出かけていたのであろう。
 説明する間もなく裸を見られ、パニックしていた乱馬はすぐさま我に返りタオルで裸体を隠しつつ、あかねの口を塞いだ。
「とりあえず説明するから落ち着いて聞いてくれ!」
 乱馬はあかねの口を塞ぎつつ、部屋のベッドルームに行った。この広さでも2人部屋なので当然ベッドは2つしかない。乱馬はあかねをベッドの所へ連れていき、自分は服を着てもう1つのベッドに腰掛けた。
「どういうことか説明してちょうだい!」
ようやく口を塞ぐ手を放され、喋る事のできるようになったあかねは当然の如く説明を求めた。
「あなた、らんまなの?」
 疑心を抱きつつ、乱馬に問うあかね。
「ああ。魔王八宝斉にかけられた妖術のせいで水をかぶると女になっちまう体質になった。と言っても赤ん坊の頃だから覚えちゃいねえ。そんなわけでこの16年間こんなふざけた体質で生きてきたんだ。」
 今までの事を思ったのか、乱馬は歯を食いしばり、自分の手を睨んでいた。
「そう・・・だったの。」
 乱馬の過去で同情したのかあかねはどこか元気のなくしたように答えた。
「もしかして!あなた、自分の体質を治す為だけじゃなくて天道王国の王女が狙いなんじゃ・・・」
 あかねは乱馬が男という事を知り、自分にかかる危機を覚えた。
「んっ?ああ、あの誓約か。俺はそんな望まれない結婚なんてお断りだし、それに俺が八宝斉を倒せば世界が平和になるし、王女が自由になって誓約なんか破棄できるから一石二鳥じゃねぇか。」
 笑って言う乱馬。その笑顔から嘘偽りはないと見たあかねは乱馬となら旅を続けられると思った。
「そういえば、あかねってフルネームはなんて言うんだ?」
 話が変わって乱馬はあかねの名を尋ねた。天道家であるあかねが『天道』の名を出せばたちまち王家であることがわかってしまう。
「私は孤児で修道院で育てられたの。だから名字はないのよ。」
 とっさに思い付いた言い訳。実際に修道院で学問を学ばされたのであるから全てが嘘という事はない。
「そ、そうか。俺も騎士団で育てられたんだ。なんだか似た者同士だな。」
 つい、あかねのフルネームが気になったの乱馬だが、自分もまた王家である事を隠しているのを忘れていたのだ。あかね同様咄嗟の嘘だがなんとか誤魔化せたようだ。
「騎士団?もしかしてあなた、武道においては最強の早乙女騎士団なの?」
 乱馬の王国はネリマール大陸の中、武道に関しては右に出る者はいないとまで言われている大国である。
 剣士に関わらず、格闘を志すものは誰しも憧れる国であるため、早乙女騎士団に入るには相当の覚悟と技量がなければならないほどである。その早乙女王国と対をなすのは紋章術に長けている天道王国なのである。魔術、法術、共に秀でているため、早乙女王国とは均衡を保っている。もし、この両国が戦えば双方とも滅びるのは目に見えているからだ。幸い、両国の国王は親友であり、世間には知られていないが魔王八宝斉の弟子でもあった。
「こう見えても格闘術と剣術、双方の長所を取り入れた最高職業の『格闘剣士』なんだぜ!」
 先程の態度から一転して大いばりで胸を張る乱馬。それだけこの職業を習得するのには困難であるからだ。
「クラスは?」
 クラスとはその職業の位である。どんな職業でも初めは『みならい』から始まり、クラスアップすればするほど世間の評価は高くなる。
「一応、『拳聖』と『剣煌』の称号を得ている。」
 あかねは驚いてそれを否定した。
「うそよ!そんなわけないじゃない!」
 事実、拳聖と剣煌の称号は世界に1人、それも最強とされる者にのみ与えられる。その称号を2つも会得しているものが乱馬であることは紛れもない事実なのだが、あかねは信じられない様子だった。
「証拠はこれだ!」
 乱馬は自分の荷物から盾と刀身のない剣をあかねに見せた。
 盾は龍の絵が刻まれており、剣の方は柄が龍の尾、鍔が龍の羽、そして刀身のあるはずの根元には龍の口があった。明らかに武具店に置いてあるような代物ではない。
「これは、神具じゃない!本当だったの!?」
 先程から驚いてばかりのあかねだがそれは無理なかった。神具とはいわゆるロストテクノロジーである。
 世界が滅ぶ前に人々が科学の最先端技術を駆使して造った特種金属『オリハルコン』と呼ばれる金属が古来より受け継がれてきたのである。錬金術師がオリハルコンを加工し、武具を造った。そしてそれは各、王国に納められたのであった。
「私も持っているのよ。」
 あかねは乱馬に持ち出してきた杖を見せた。先端に赤い宝石が埋め込まれているそれはまさしく神具であった。
「どうしておまえが・・・」
 今度は乱馬が驚いた。その表情を見てあかねは胸を張って言った。
「私はスペルマスターなのよ。ありとあらゆる全ての呪文を習得したからこそ、これを受け継ぐ資格があるのよ。」
「たしかにその杖はマジックパワーを高めるが本来魔術師が持つ物だろ。法術師のおまえが持つには・・・」
 乱馬の言葉は打ち切られた。あかねが自信たっぷりに乱馬を見たからである。
「私は魔術と法術の2つを扱う事ができるのよ。」
 なんと不思議な事にあかねは世界でただ1人、聖なる力と魔の力を扱える者であった。証拠を見せるようにあかねは呪文を唱え始めた。
「炎の化身、イフリート。汝の力、我に与えん!ファイアーボール!」
 小さい火の玉が乱馬を直撃!慌てて乱馬は炎を消した。
「危ねぇじゃねーか!」
「ごめん、本当は後ろの窓を狙ったんだけど、はずれちゃったみたいね。まあ、法術でそんなのちょちょいと治るわよ。」
 言葉とは違い、全く悪びれていないあかねだが、再び詠唱し始めた。
「古より伝わりし聖なる光よ。その力を持ちてこの者を癒したまえ。ヒール!」
 あかねの指先から青い光が出てきた。かと思えばその光は乱馬を包み込んだ。火傷した乱馬の傷はたちどころに癒えてしまい、傷跡など一切残らなかった。
「すげえ!」
 あまりの事に感嘆の声を漏らす乱馬。あかねはあかねで乱馬の称号を改めて感心していた。
 どんなパーティーよりも強力なパートナーを手に入れた乱馬とあかね、2人の闘いは始まったばかりである。



つづく




作者さまより

題名で気付いた人もいると思います。ド○ゴ○クエストのゲーム設定のような話にしました。
これを始めようと思ったきっかけは一之瀬様の『マジカル★まじかる』に感動し、感化されたのが原因です。
初めの設定では乱馬が剣士、あかねが法術師そして追加に良牙が格闘家で右京が魔術師という予定でした。
乱馬をめぐってあかねと右京が、あかねをめぐって乱馬と良牙がという話を予定していました。これでこそロールプレイングのパーティーだと思いましたが、セリフが多くなってしまうのではないか?とか良牙や右京のイベントも用意しなければならないのでは?とか考えた上、職業をそれぞれ合わせてしまおうと考えました。ぶっちゃけ面倒くさくなったというのが本音です。
一応良牙や右京、その他は地名として使う事にしました。
こういう小説は初めてなので説明くさい話になりましたがどうか勘弁してください。


 「マジカル★まじかる」は連載元が休憩に入っておられますので、現在休載中です。が、脳内の活性は強く「早く書け!あかねとラブラブになりてえ!」とマジカル乱馬のお元気なこと。

 それはさておき・・・。
 「ドラゴンクエスト」大好きです。ファミコン時代の「ドラクエ2」が一番名作じゃないかと勝手に思っている次第ですが・・・。WEBで遊び始めて時間がなくなり、とんとRPGはやってません。息子もドラクエ系は大好きです。RNRメンバーの考えたプロットにおいては、私は「勇者・乱馬の鎖骨が大好きなマザースライム」という設定になってます。ご想像の如く、綺麗な鎖骨に好んで食らいつくモンスターです。
 「ネリマール」というネーミングのセンス、素晴らしいです。
(一之瀬けいこ)

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