◆秋色の昼下がり


 ある秋の夕暮れのこと。
 道場で日課の修行をしていた乱馬の元に、珍しくなびきが話をしにやってきた。その気配に動きを止めた乱馬は訝しげになびきを見詰めた。
「なんか用か?なびき…。」
 なびきは堰払いをしながら、一通の封筒を差し出した。
「なんだよ…これ。」
 乱馬が訊き返すと
「夏休み撮らせてもらったあんたの写真で、しこたま稼がせて貰ったから、少しだけど還元金。取っといてちょうだい。」
 と返事が返ってきた。
 無造作に封筒の口を開いてみると、一万円札が一枚。
「お、おい…これって…。」
 乱馬が躊躇していると、
「遠慮しなくていいわよ。それで、あかねとどっか行ってきたら?まあ、好きに使いなさいな…また、写真撮らせてね…じゃあね。」
 なびきはウインクして用事は済んだと言わんばかりにそそくさと道場から出て行ってしまった。
 あのなびきが、こんなに奮発するんだ…きっとこの何十倍も儲けたに相違ない。多分、女の形になっていたときに隠し撮りした写真をそこら中にばら撒いて荒稼ぎでもしたのだろう。
 乱馬は苦笑しながらも、返すのもバカらしいと思い、遠慮なく頂戴することにした。
 …どうせ、元はといえば俺がいねえと儲けられなかった金だ。貰っとくか。
 いろいろとお金の使い道を思案してみる。
 …この間からあかねには試験勉強をずっとみてもらってるもんなあ…新しいパフェの店ができたって女連中と話してたなあ…連れて行ってやるか…
 乱馬がふっと顔をほころばせたところで早雲と玄馬パンダがやって来た。久しぶりに二人で手合わせでもするのだろう。こんなものが親父たちに知れたら大事だ。冷やかされるに決まっている。慌てて封筒を懐に仕舞い込むと、乱馬はそそくさと道場から退散して行った。

 

 次の日の帰り道、乱馬はさりげなくあかねを誘ってみることにした。
「ねえ、乱馬が誘ってくれるなんて、なんだか雨でも降るんじゃあ…。」
 あかねは乱馬の申し入れに、そんな軽口を叩きながらも、嬉しそうに付いて来る。但し、乱馬はあかねとのツーショットに照れがあったのと、男の形で甘いパフェを食べることに抵抗があったのとで、校門を出る前に、「女の形」へと変身を遂げていた。
「うるせえな…あんまりつべこべ言うと、おごってやんねえぞっ!」
 らんまはふくれてみせた。

 あかねが言っていた店は帰り道からは少し外れた商店街の中程にあった。
 ちょっと洒落たカントリー風のお店。値段も高くもなく安くもなく…手頃だった。店内は学校帰りの女の子たちで賑わっていた。
「わざわざ女の子に変身しなくてもいいのに…。」
 正面で幸せそうにパフェをパクつくらんまに向かってあかねが囁いた。
「男がこんなもの食ってたら、恥ずかしいだろ?」 
 頬いっぱいにアイスを掻き込みながららんまが言った。
「そうかなあ…」
「女はいいよなあ…周りの目を気にせず、こんな美味えもん堂々と食べられるんだからよ。」
 そう答えながら、スプーンを動かし続けるらんまには邪見など微塵もなかった。おごる本人の方があかねより幸せそうにパフェを頬張る。こういった光景を見ていると、「試験勉強のお礼におごってくれる」のではなく「自分が食べたかったからあかねを誘った」のではないかと思えてくる。
 あかねにしてみれば、女のらんまではなく、男の乱馬とこんな店で午後のお茶などしてみたいと思っていた。互いに見詰め合って、微笑みあって、たわいない会話を楽しんで…
 …私たちには、夢のまた夢ね…。
 そんな柄じゃないことは重々承知だ。半ば諦め顔であかねは小さく聞こえないような溜息を吐いた。
「どうした?食わねえのか?」 
 スプーンを持ったまま動かそうとしないあかねにらんまは声をかけた。
 「よかったららんま、これも食べる?」
 あかねが声をかけると
「それじゃあ、ご馳走する意味がねえだろ…第一、おまえ、ここに来たいって言ってたじゃねえか…食わねえならおごってやらねえぞ。」
 時々だが、言葉の節々に鋭いことを平気で言って退けるらんま…あかねはこのときも耳を疑った。彼の前ではこの店のことを面と向かって言ったことはないはず…なのに、何故彼が、私がここに来たがっていたことを知っているのか…。
 …そっかあ…乱馬ったら、ゆかたちとの会話を聴いてたんだ…
 あかねはふっと口元が弛んだ。
 女の形をしていても、乱馬は乱馬だ。時々思い出したように見せるその優しさに変わりはない。あかねは少し嬉しくなった。パフェを一心腐乱に口元へ運ぶらんまの顔を頬杖をつきながら覗き込んだ。
「なんだ?俺の顔になんかついてるか?」
 らんまはふと目が合ったあかねに訊いてみた。
「うんん…別に…。」
 あかねはそう言って慌てて自分のスプーンを持って、アイスを口に含んだ。冷たいが甘い味が口一杯に広がってゆく。

 そこへカップルが一組入って来た。
 茶髪にきれいに染め上げた女の子とちょっと色黒のやはり明るい茶髪をした痩せ型の男の子。眉を少し細く整え、軽く化粧をし、ラメ入りのマニュキュアをつけ洒落た感じの女の子だった。彼女をエスコートする彼も、乱馬とはまるで反対の人種で、耳にピアスを開けたちゃらちゃらした感じの男の子だった。
 あかねは通路の通りざまに女の子と目が合った。
 女の子はじっとあかねを見詰め返し、目を輝かせて問い掛けてきた。
「ねえ、あかね?あなた、あかねじゃないの?」
 突然、名前を口にされて、あかねは戸惑ってしまった。彼女の顔に覚えがなかったからである。
「あたしよ…リコよ。中学んとき、同じクラスだった。」
 あかねは記憶の引き出しから「リコ」という名前を取り出してみた。記憶を辿りながら目の前の少女の顔を覗き込んだ。言われてみると、どこかその名の友人と重なる面影がある。
「リコ…って…あの、リコ?…ホントに?」 
 あかねは目を丸くしながら少女を見た。リコといえば、あの頃は教室の片隅でじっと黙って座っているような女の子だったはず。でも、今目の前にいるのは、全然別人のファッション雑誌にでも載っていそうな女の子だ。
「ねえ、相席していい?」
 リコはらんまをちらっと眺めてから、あかねに持ちかけた。
「いいわよ…混んでいるものね…。」
 あかねは水の入ったコップを持ってらんまの方へと移って行った。
「中学卒業以来よねえ…。あかねもまた、髪の毛を元通りに切っちゃったんだ。」
「え…まあね。それより、リコ、彼氏?」
 あかねは思わせぶりに訊いてみた。
「ん。そうよ。大学生のケイタ。」
 リコに紹介されて
「ヨロシクネ、お嬢さんたち。リコの彼氏だよ。」
 彼氏と言うところを今風に発音して、男の子が答えた。らんまはチロッと一瞥したが、黙り込んだまま一言も喋ろうとはしなかった。
 それから、あかねは久しぶりに会う旧友と、会話を楽しんだ。話しながら、そのあまりにものリコの豹変ぶりに少なくとも多少のショックは受けた。本当に目の前の女の子は、同じ歳の少女なのだろうか…。
それに、目の前のカップルは人目はばかる事なく互いを表現しあっていた。さり気なくリコの彼氏ケイタはあかねとリコの会話にも入って来て、一緒にお喋りを楽しむのだ。あかねとらんまにはお構いなく、ごく自然に仲良く振舞っている。
 …あたしと乱馬じゃあそうはいかないわね…
 憧憬の念ともいえるような思いが、あかねの中に涌いていた。
 あかねだって裏を返してみれば普通の女の子。恋に恋するお年頃だった。ぶきらぼうで自分を表現することを極力忌んで接してくる乱馬。「許婚」という形で出会って、意地を張り合う分、優しさの微塵も大っぴらに直接表現しようとはしない。全く気がない訳ではないのだろうが、その性格上、本当に思い出したようにしか優しさを見せようとはしないのだ。現に今だって、三人の会話から遠ざかり、黙ったまま無関心を装っている。
 三人の会話が続いた後、ケイタがいきなり訊いてきた。
「ねえ、君達さあ、彼氏いるの?君はどう?お下げの彼女。」
 そのときはじめてらんまが口を開いた。
「んなもん、いねえよ…。」
 あかねからしてみれば、当然の答えだった。元が男のらんまに彼氏が居る訳がない。
「もったいないなあ…君、可愛いのに…。」
 ケイタが笑いながら答えた。可愛いとお世辞を言ったのだろうが、らんまには馬耳東風だった。
「あかねは?」 
 あかねは迷った。乱馬は果たして「彼」と呼んでいい存在なのかどうか。それに、形を変えているとはいえ、本人を目の前にしているので肯定もしにくかった。果たして乱馬は自分を「彼女」として捉えてくれているのだろうか。あかねには自分達の関係に確たる自信を持てないのもまた事実であった。
「どう、彼女たち…俺の連れを紹介してあげようか?」
 ケイタがさらりと言って来た。
「え…。」
 あかねは戸惑った。らんまはむすっとしたままそれには答えようとしなかった。
「いいじゃん、あかね。あんたのことだから、生真面目に学生生活送ってて彼氏居ないんでしょ?この際、紹介してもらいなさいよ。男作ると世の中が変わるわよ。」
 リコが乗り気で言い出してきた。
 なんだか雲行きが怪しくなって来た。
「でも…」
 あかねはちらりとらんまの方を見やった。何か言ってよという視線を送った。
「そうしなよ…なんなら今、携帯で呼んだげようか?めぼしい奴を見つくろってさあ…。」
 ケイタはにこにこしながら話し掛ける。このままでは、強引に持って行かれそうだ。
「いらねえよ。俺は男には興味ねえし…あかねには許婚がいるから。」
 やっとらんまが重い口を開いた。
「いなずけ?」
「あかね、やっぱり噂は本当だったの?道場継ぐのに親が決めた許婚がいるって風の便りで聞いたけど…。いやいや承諾させられたんでしょ?あきれた。よくそんな暴挙、我慢してるわね。こうなったら徹底的に他所に彼氏作って親に対抗しちゃいなさいよ。」
 リコが捲くし立てた。
「今時、トンだ時代錯誤だなあ…許婚なんて…。よし、俺も破談に協力するよ。」
 許婚という言葉に「押しつけられて我慢している」と事情を良く知らないままに反応してしまった二人は暴走を始めた。
「あの…。」
 あかねは止めたかった。別に嫌がってないと言いたかったが、女に変身した許婚当人が目の前にいる。彼を目前にすると、素直な気持ちを表現できないあかね。お節介なリコたちの進言を遮断することを躊躇(ためら)ってしまった。
「親の決めた許婚と、はいそうですかって、結婚しちゃうのって癪(しゃく)じゃないの?もっと、フリーダムに恋愛してから相手を選ぶべきよ。」
 リコの鼻息は粗い。
「そうだよ…きみはこんなに可愛いんだからもったいないよ。」
 リコの彼氏も口を挟む。
 ああ、ケイタはダメよ。私の彼だから。」
 リコはさりげなく言ってくる。
「は、はあ…。」
 あかねはすぐに返答することができずにおたおたしている。

 全く、物見遊山の連中ときたら、無責任なことをはばかりもなく吹聴しようとする。
らんまは横で聴いていて、だんだん腹が立ってきた。
 …こんな連中が紹介してくれる男なんてロクな奴がいねえだろうが…。なんではっきりイヤだって言えねえんだよ!なに戸惑ってんだよっ!バカっ!
 らんまのイライラは頂点に達したのか、氷水を一気飲みすると、立ちあがってあかねの後ろを擦りぬけ、何処かへ行ってしまった。

 …らんま…あたしを一人にする気…・?
 焦ったのは取り残されたあかねである。みるみるらんまは見えなくなった。
「あれ、お連れの彼女どうしたのかな?何処かへ行っちゃったね。」
 ケイタが不思議そうにらんまの後姿を目で追った。
「トイレにでも立ったんじゃないの?」
 リコが笑いながら言った。
 それでも、リコたちの攻勢は弛むことはなかった。
 溜息が漏れそうになったあかねは、半ば強制的に、目の前の二人に「彼氏」を紹介されそうになってゆく。
 …あたしがキチンと断われば良いのよね…
 あかねは、正面を向いて、断わろうとその機会を伺ったが、なかなか口火を挟める雰囲気ではない。らんまがいたら、それとなく「断わり」を上手に言い出してくれただろうに。
 …もう、乱馬のバカっ!
 あかねは心で呟いていた。
 …ホントに彼氏紹介してもらっちゃうから…
 などと心にもないことを考え始める。
 リコもケイタもどんどん、勝手に話を進めてゆく。

「だから、いいね。えっと、誰にしよう…。どんなタイプが好きなの?」
「あかねは、武道を嗜むから、筋肉質な方がお好みかな…。」
「だったら、柔道やっているあいつはどうだ?」
「柔道より空手やってる子いないの?」

 あかねは二人の会話を聴きながらほーぅっと溜息で目の前の空気を切った。このままだと、意に介さない付合いを押しつけられてしまう。
 …やっぱり話そう。今なら許婚当人の乱馬はいないし、ホントのこと打ち明けられるわ…
 決心して、大きく息を吸い込んだときだった。
 一つの影が後ろから近づいてきて、あかねの傍で止まった。そして傍らで懐かしい声が響く。
「あかね…。」
 トンとテーブルに片手を付くと、その影はあかねを見据えていた。
「乱馬?」
 いつの間に変身したのか、そこには男に戻った乱馬がすっくと立っていた。その瞼は大きく見開いてあかねを真っ直ぐに見下ろす。あかねは乱馬の曇りのない瞳の奥に心ごと吸い寄せられるのではないかと思ってはっとした。
 乱馬はあかねを見詰めると、低い声で一言吐いた。
「帰るぞ…。」
 そして、有無も言わさず、あかねの鞄と手を取った。その手は大きく力強く温かい。あかねは握られるままに立ちあがった。
「ちょっと君…。」
 呆気にとられたケイタが思わず声をかけると、乱馬はキッとした目で答えた。
「あかねは俺の大事な許婚だからな…誰にも触れさせたくねえんだ。悪りいけど、連れて帰るぜ。」
 あかねは乱馬の言葉を耳元で聞いて、顔が熱くなってくるのがわかった。きっと顔中で赤面しているだろう。人前はばからずに乱馬がこんなことをはっきりと口にするのは珍しい。
「そういうことなの…ゴメンね。」
 あかねははにかみながら答えた。
「そうか…親同士が決めたとはいえ、二人は相思相愛ってワケね。」
 リコは目を細めながらあかねに囁いた。そして、
「あかね…幸せにね…。」
 そう言葉を継ぐと、あかねにエールのウインクをしてみせた。
 あかねは黙って頷くと、乱馬に手を引かれて店を出た。

 帰り道、乱馬は黙り込んだまま、あかねの手を引きながら歩いていた。
 あかねはそんな乱馬の横顔を少し複雑な面持ちで見上げる。
 「あかねは俺の大事な許婚だから…。」と口にした乱馬。例え嘘でもあかねには至福の言葉だった。
 それなのに乱馬の表情は硬く閉ざされている。機嫌を損ねているのは一目瞭然だった。あかねもまた、何をどう切り出して、良いのかわからずに、結局同じように口を閉ざしたままだった。
 
 どのくらい歩いたろうか。

 乱馬は黙ったまま、一軒のティールームに入っていった。
「乱馬?」
 あかねは彼の行動が読めずに、ただ、狼狽するだけだった。
 店員のいらっしゃいませの言葉を身体に受けて、やはり女子学生で混み合う店内の奥に入って行くとはじめて乱馬はあかねの手を離した。
「気分直し…付合えよな…。ここもおごってやるから。」
 乱馬はブスッとしながら座り込む。
「でも…。」
 あかねが困惑したように呟くと
「また、邪魔が入ったらいやだからな、今度は男で居てやるよ。」
 目線は合わそうとしないが、明かにはにかみながら乱馬が答えた。
「ん…。」
 その言葉を聞いてあかねの表情にパッと光が射した。
 輝く笑顔を一瞥して「俺の負けだな…。」と乱馬は心の奥底から思った。笑顔を正面から手向けられると、わだかまっていた怒りの感情は跡形も無く吹き飛んでいってしまう。出会ったときからそうだった。何度その笑顔の眩しさにドキッとさせられただろう。
 あかねの笑顔は乱馬にとって一服の清涼剤。だから、誰にも渡せない。
 メニューを嬉しげに覗きこむあかねを盗み見ながら、乱馬は自分の心が満たされるのを感じずには居られなかった。
 …最初から男のままで居てやればよかったんだ。
 あかねもまた、心が和んでゆくのを感じていた。やっぱりらんまではなく乱馬と愉しむ時間が愛(いと)おしい。
「おごってやるんだから、帰ったらまた、試験勉強、付合えよ。」
 乱馬は躍動を始めた心を押さえながらあかねに言った。
「ちゃんと、真面目に聞きなさいよ。」
 あかねは悪戯っぽく答えた。
「へん、透かしてんじゃねえよ。」
 乱馬は口を尖らせながら呟く。すっかり、いつもの二人に戻っていた。
 いつもと違っていることがあるといえば、向き合って座っていること。いつも近くにいても、隣に並ぶことは多くても、普段あまり向き合うことはない。何気ない会話の中に、交差する互いの視線を柔らかに感じながら幸せな昼下がりは過ぎてゆく。お互いの笑顔、今は互いに一人占め。恋する二人が見詰め合う午後のティータイム。

 二人の注文はホットミルクティー。ティーポットから注ぎ入れるティーは秋の色合い。
 ミルクの滑らかさとリーフの飽くなき香り。口に広がるのはほんのりと甘い恋の味。



  完




一之瀬的戯言
 昼下がりの情景を描きたくて作ったストーリー。

 旦那もコーヒーは苦手な人。でもって、平気で喫茶店でジュースやパフェを頼む人でもありました。付合いはじめた頃はビックリしましたが、「好きな物は好きでいいんだよ…」という一言に妙に感心した私です。そんな男の人周りにいなかったから。後で、コーヒーが苦手と彼の母から聞いて余計に納得したんですけれど…。
  元々は別に展開していたオリジナルの古い小説用のプロットから引っ張ってきました。
 私はというと、2年前の夏にたまたまコーヒーを飲んだ後に急性腸炎を起こして以来、全くコーヒーが飲めなくなりました…
 と言う訳で、我が家は「紅茶党」です。

 生駒には大阪のミナミにもある「アルション」という有名なお店の支店がいくつかがあって、そこの「アルションブルー」というフレーバーティーが特に大好きです。ラベンダーのブルーがほんのりと香る極上の紅茶。これを越える紅茶はまだお目にかかってません。
 この他にも、紅茶の並んでいるお店に行くと、つい、いろいろ手にとってしまう、旦那と私。
 アプリコットティーもバニラティーもチョコミントティーもアップルティーもキャラメルティーも、なんでも好きです。
 ポットで入れるより鍋で直接沸騰したお湯+ミルクにリーフを入れて良く作ります。鍋の蓋をしておくと適当に蒸れるし…
 本当はちゃんと専用のポットで入れたほうがいいのでしょうけどね。(短に面倒臭いだけだという意見もありますが…)
 子供達も紅茶は好きです。甘くしたいときはリーフを入れる前に砂糖を入れちゃうことも。(邪道ですが)
 その方が少量で甘味が増します。
 あと、練乳をカップに入れるのも美味しいですよ〜甘いのが好きな方はお試し下さい。
 紅茶はたくさん飲みたいので、いつも大きめのマグカップに入れて飲んでます。みなさんはいかがでしょうか?


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