9月26日
どうしたんだ?(乱馬)
夕食時に一本の電話がきてからあかねの様子がおかしくなった。
電話を切った後には部屋に閉じこもっちまうし…
心配で部屋を覗こうと試みたけれど、かすみさんに止められた。
かすみさんにはあかねの異変がわかっているらしい…どうして俺には教えてくれないんだ、あかね…。
ちゃんと飯食わねえと身体壊しちまうぜ。


9月27日
あかねのばか…(乱馬)
ずっと我慢してたのか?
俺に対して変な気を遣うんじゃあねえよ。
もっと素直に甘えればいいんだよ。
おまえを見守ることくらいしかできねえ俺だけど。
俺はおまえの許婚なんだ…悲しみを共用することはできなくても支えてやりたいと思ってる。
こら、あかね。
今度、同じように、変に気を回して俺の事無視したら、許婚返上するからな…わかったな。
さすがね…乱馬くん(かすみ)
あかね…あなたは気がついていないかもしれないけれど、乱馬くん。ずっとあなたのこと心配していたみたいよ。
あなたは幸せ者ね。乱馬くんにあなたの許婚になってもらって正解だった。
もう少し上手に甘えられたらもっといいのかもしれないけれど。

でも、東風先生っていつもお茶目さんね(^^)


9月28日
優しい人へ(あかね)
乱馬…ずっとそばで見守ってくれてるんだね。
わかってる…ありがとう。
瞳は「元気出せっ!」って言ってくれてるものね。
精神的な杖・・それがあなたの優しさなんだろうね。
その優しさに素直に甘えられるほど私は器用で素直じゃない。
早く元気出せよ(乱馬)
あかね、ずっと落ち込んでるな。
仕方ねえか…
元気出せって言う方が酷だもんな。
でも、泣きたきゃ泣けばいいんだよ。
いつだって俺はそばにいてやるから。
無理すんなよ…それだけだ。

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