◇闇夜の恋人達 (3)
砂くじらさま作


二人の出会いの日から一年が経った。あかねはすっかりスレイヤーとして逞しく成長し、乱馬の助けなしでもコヨーテや野犬を追い払うことが出来るまでになった。
乱馬はそんなあかねを見ながら、ある日ぽつり、と呟いた。
 「…そろそろ、タイムリミット…かな」
その呟く声はか細く、あかねの耳に入ることはなかった。しかしその言葉は、確実に的を射ていたのである。


ある日の仕事帰り、いつものように乱馬に屈託なく話し掛けるあかねに、乱馬は重々しく口を開いた。
 「…あかね」
普段なら、この帰り道で二人はじゃれ合いのような口喧嘩をしているところだ。しかし今日の乱馬の台詞は重く響き、乱馬が真面目に語っているということを如実に表している。
 「…何?乱馬。あらたまって…」
おずおずとあかねが返す。
 「あと一週間。…一週間後、本物のヴァンパイアと戦って勝ったら、お前はスレイヤーとして一人前だ。もう、俺の下で修行を積む必要もない。他の国へ行きヴァンパイアを探すも、生まれた村へ戻り英雄として暮らすも、あかねの好きにしな」
 「!」
あかねは、頭から冷水を浴びせ掛けられたような気がした。
 「多分…ヴァンパイアは、そいつが最後の一匹だと思う。…少なくとも、この国に居るのは、な」
 「…何で、そんなことを…知っているの?」
 「…俺が知らないことなど無いと言ったら、あかねは信じるか?」
月を背に、微笑を浮かべ事も無げに言い放つその姿は、あかねが見たことも無い冷たさと美しさを放つ。あかねはぞくり、とした。
 「この国以外にも、勿論ヴァンパイアは居るかもしれねぇ。が、多分…この国に居るヴァンパイアは、そいつで最後だ。お前の手首のその忌まわしい聖痕も、そいつを殺せば…消えるだろう」
ふっ、と柔らかい笑みを浮かべる乱馬。
 「お前に暗闇は似合わねぇ…陽の光の下で、愛する者たちと生きろ。それが、お前の生きるべき道だ」
優しくあかねの頬に触れ、乱馬はそう呟く。そしてくるっと前を向き、また家へ向かい歩を進めた。
あかねは動けない。月明かりの下で見る乱馬の笑みに、すっかり魅せられてしまっていたから。
乱馬はとっくの昔に、道のむこうへと消えてしまっている。あかねは乱馬が消えていった方を見つめながら、思わず涙を流していた。
 「…あんたに、知らないことなんて、無いなら…」
呟きはいつしか嗚咽へと変わっていく。自らの肩を抱き、あかねはその場にへたり込んだ。
 「…勿論、あたしのこの気持ちも…知ってるんじゃないの…?!」
あかねはもう、自らの気持ちを否定出来ないでいた。乱馬と共に生きたい。この、激情とも言える程の想いの流れ。いつしか自分でコントロール出来ない程になってしまっていたことを。



 「…ッうっ!」
家に辿り付いた乱馬は、途端に口を押さえながら自分の寝床であるソファーに倒れこんだ。
 「…長いこと、ニセモンとかで誤魔化してきたけど…そろそろ、限界…か」
ふらつく頭を枕に沈め、呟く乱馬。
 「…あかねに、俺と同じような思いはさせねぇ…例え、俺が…死ぬことに、なっても…な…」
人知れず自らの決心を吐き出し、乱馬はそのまま夢も見ないで眠りに落ちた。



それからの日々は、何処かギクシャクとしていた。日々絶えずあった筈の小競り合いも、すっかり影をひそめてしまっている。仕事の行き帰りや仕事中に、あんなにあった会話もすっかり無くなってしまった。
 「…ねえっ!」
六日目の夜、仕事中。あかねは意を決して、乱馬に話し掛けた。
 「…何だ」
ぶっきらぼうに答える乱馬。
 「…明日、あたしはヴァンパイアと戦わなきゃいけないんだよね」
 「…そうだ」
 「もし、あたしが負けたら…あたしも、ヴァンパイアになっちゃうのかなぁ」
乱馬の眼光が鋭くなる。
 「お前が負けることなんて無い。俺が保証する。お前は、お前だけは…ヴァンパイアにはならない」
 「…でも、もしも…もしもよ。あたしが負けて、死んじゃったりとかしたら、どうする?」
 「ありえねぇな、絶対」
 「…」
あかねは、本題をようやく口にした。
 「…明日の戦いが終わったら、乱馬は…どうするの?」
乱馬はその問いかけには答えず、逆にあかねに問い掛けた。
 「…お前は、どうするんだ?」
乱馬があかねの方を見ると、あかねは俯いていた。時々、ぽたぽたと零れるしずく。
 「…たいよ…」
あかねは涙を流していた。声が歪んで聞こえる。
 「…このままここで…乱馬と…暮らしていきたいよ…」
あかねは、乱馬を潤んだ瞳でじっと見つめた。乱馬もあかねの目をじっと見る。その目はまた、出逢った日のように赤く輝いた気がした。

 「…!」
…そして、いつかのようにまた、乱馬はあかねを突然抱きしめる。
 「…乱…馬…」
乱馬も同じ気持ちでいてくれたの?
乱馬もまた、自分と共に暮らしたいと思ってくれていたの?
あかねは、そう問い掛けるように乱馬にそっと腕を回した。しかし、それに気付いた乱馬は突然あかねを突き放す。
…拒絶、された?
…乱馬の未来に、あたしは「要らない」の…?
悲しみの色があかねの顔に浮かぶ。それを見て取った乱馬は、切なげな顔をしてあかねの髪をそっと撫でる。そして、あかねの首筋に顔を近づけ、唇を落とした。あかねの白い首筋に赤い痕が残る。
 「…俺は闇に生きる者。お前は光に生きる者…相容れない生き物、なんだよ」
そう呟く乱馬の声は、自らも身を引き裂かれるような痛みに耐えているかのような、搾り出すような声だった。


乱馬は突然顔を上げ、森へ向かってだっと駆け出した。あかねは、乱馬のその行動に首をひねりながらも後を必死で追う。
普段ならばあかねがついてこれるようなスピードで走る乱馬だが、この日の乱馬は違った。確実に本気の走り。あかねはあっという間に、乱馬を見失ってしまった。
何があったのだろう。あかねは、乱馬が残した熱い気を追って走る。どんどん森の中へ入っていくようだった。
 「…ら…?!」
ようやく愛しき男の後姿を見つけたあかね。声をかけようとしたが、あかねは本能に警鐘を鳴らされて、とっさに木の陰に隠れた。
ごつごつした岩場。散乱する、たくさんの獣の死体。おびただしい血がその場に拡がっている。
その真中に、血まみれの乱馬が立っていた。何も感情が感じられない虚ろな顔で、その瞳は妖しく赤く光っている。ぞっとするような、冷たい光。
自らの腕についた獣の血を、ペロリと舐め取る。妖しく、美しく、おぞましい光景。
 「…やっぱり、もう駄目…だな」
死刑宣告を下すかのような冷たい響き。あかねは、先程乱馬がつけた首筋の赤い痕を押さえながら、息を呑んでその光景を見つめていた。何故か、ガタガタと震えながら。



ついに、その日が来た。眠れぬ夜を過ごしたあかね。無言で、あかねの前に立ち先導する乱馬。はじめて二人が出会った時と同じような満月。しかし、今は雲に隠れていて見えない。
 「…ここだ」
そう言って乱馬が立ち止まった場所は、二人がはじめて手合わせした広場だった。
 「…ここで、ヴァンパイアを探せばいいの?…ヴァンパイアを、待てばいいの…?」
 「その必要は、両方とも無い」
冷ややかな声で答える乱馬。昨晩の、虚ろな顔をした乱馬がフラッシュバックする。
雲間に隠れていた月が現れ、さあ、と乱馬の顔を照らし出す。――乱馬の瞳は、出逢った頃と同じように、そして昨夜と同じように…赤く輝いている。
光の加減や見間違いなんかでは、決してない。人間にはない、赤い瞳。
 「…俺が、ヴァンパイアだからな」
大きな風が、この黒い森の木々をざあ、と揺らした。



 「…嘘、でしょう…?」
 「本当だ。」
あかねが掠れる声で呟いた疑問は、あっという間に打ち消された。
 「…何故…それなら、何故…あたしの血を吸わなかったの…?あたしを、襲わなかったの…?!」
あかねの両目から、ぽろぽろとこぼれ落ちる涙。昨晩の首筋へのキスの時に、噛み付こうと思えば出来たはずだった。
 「…お前の血を吸おうとしたことは、二度あった。一度目は、お前が…東風とかいう神父の話をした時だ」
出会って間もない頃。あかねが、はじめて仕事に同行した時の、突然の抱擁。実は乱馬は、あの時あかねの首筋に狙いを定めていたのだ。
 「…お前の心がその東風とかいう男の元にあるのなら、俺はその場でお前をヴァンパイアにして…せめて、身体だけでも俺のものにしたい…と思った。…滑稽だよな。お前をヴァンパイアにしたところで、お前が俺のものになるという保証は無いのに…」
あの時乱馬は、“滑稽だな”と呟きそれをしなかった。あかねはその言葉を自分に対するものとして受け取っていたが、実はあの呟きは乱馬自身に向けられたものだったのだ。
 「二度目は、昨日だ。…お前が、俺とこのまま暮らして行きたいと言って、泣いた時」
そう言って乱馬はあかねに歩み寄る。片手であかねの涙を拭って続けた。
 「…嬉しかった。誰かに、必要とされたことなんて無かったから…俺もあかねと、このまま暮らして行きたい、と思っていたから…」
 「…なら、なんで…?何で、あの時…」
真っ赤に泣きはらした目で、あかねが問う。悲しげな目で乱馬は、ゆっくりと自分のシャツのボタンを外し、胸をはだけさせた。

 「…!!」
その胸には生々しい無数の傷痕。火傷らしきものから切り傷まで、ありとあらゆる傷痕がそこにあった。
 「…これは、前に住んでいた村で、ヴァンパイアだとばれた時に、鞭打たれた痕」
 「…これは、おふくろがスレイヤーにつかまった時に、スレイヤーに焼き鏝を押し付けられた痕」
 「…これは、小さい頃に石を投げつけられて、それが当たって出来た痕…」
一つ一つを指差し、その傷がつけられた時の状況を淡々と説明する乱馬。生々しいその話に耳を塞ぎたくなりながらも、あかねは必死でその話に耳を傾けていた。
 「ヴァンパイアは、人間から迫害され続ける宿命を持った生き物だ。永遠の命を持つから、俺は例え死にたくても死ねない。でも…もっと早くに死ねてたのなら、楽だったんだろうと、いつも思う」
乱馬は、一番大きな傷痕に触れながら呟いた。
 「…俺のおふくろはヴァンパイアだが、俺の親父は人間だった。俺は…人間の血もヴァンパイアの血も、中途半端に継いでいる。…俺は、ヴァンパイアにはなりたくなかった。だから、今まで人の血を口にしないように、生きてきたんだ。そのお陰で俺は、他のヴァンパイアよりも十字架や日の光に、耐性がある」
ぐっ、と傷痕に手を当てる乱馬。
 「ヴァンパイアになれば、この傷痕は消えるだろう。でも俺は、この傷を消すためにヴァンパイアになる気はねえ。この傷が残ったままでも、俺は人間として生きていきたかった。だが…やっぱり、何年も血を口にしないで生きてても、十字架や日の光を見ると、すげぇ頭痛がするんだ。…お前はヴァンパイアだ、お前なんか嫌いだ…そういう声が、聞こえて来るんだ…」
乱馬は俯いた。すると、それを待っていたかのように、乱馬の赤い瞳から涙が一筋流れた。
 「…あかねを見てから、俺は…ヴァンパイアとしての本能が目覚めちまったみてえだ。あかねの血が欲しい、あかねの首に噛み付きてぇ…油断すると、いつでもあかねに襲い掛かっちまうところだった。でも…お前の血を吸ったら、お前まで…この忌まわしいヴァンパイアになっちまう。お前にまで…この思いをさせることになっちまう」
乱馬は、泣きながら無理に笑ってみせた。
 「…俺は、お前の泣き顔を見たくねぇ。お前には、笑っていて欲しい。だから…お前には、こんな思いを味合わせちゃ、いけないと思ったんだ…」
あかねは、乱馬の傷痕を見た。その傷痕はどれも痛々しい。でもきっと、乱馬の心にはもっと深く、もっと多くの傷痕が、今でも塞がることなく血を流し続けているに違いない。
乱馬は急にあかねの両腕を掴み、リストバンドを外した。どす黒い聖痕が、月の光の下に曝け出される。
 「…あかねの白い肌に、この傷痕は似合わねぇよな」
そう言って乱馬は、両手首に唇を寄せる。二つの聖痕に、音を立ててキスをした。
 「だから、あかね。俺を…殺せよ」
 「…嫌よ…乱馬…!そんなこと、出来ないに…決まってるじゃないの!」
あかねは、乱馬の胸に顔を埋めて泣いた。
 「…そうだよな。俺の血で…あかねの手を汚す訳にも…いかない、もんな」
乱馬は力無く笑って見せた。そして、あかねの服から何かを抜き取る。あかねが気付かないくらいに、素早く。
 「…じゃあ、さよなら、あかね」



雨が降って来たのかと思った。しかし、いきなり顔に当たったそれは酷く生暖かく、ぬるぬるしている。
 「え…?」
不思議に思ったあかねが乱馬の顔を見上げる。乱馬の両目は、固く閉じられている。
――そして乱馬の首筋には、あかねがスレイヤーの証として貰った銀のナイフが、深々と突き刺さっていた。
乱馬の両足から力が抜け、がくん、と草原にそのまま膝をつく。ゆっくりとナイフを抜きながら、乱馬はあかねに笑いかけた。
 「…あかね。幸せに…なれよ…」
それは、乱馬が自らの命をかけた願い。乱馬はあかねの服から、いつも忍ばせているこの銀のナイフを抜き取り、自らの喉元を切り裂いたのだ。
 「…嫌っ…乱馬…いやあぁあっっ!!」
あかねはそう鋭く叫ぶと、乱馬から血のついたそのナイフを奪い取り、自らの喉元に押し当てた。
 「…あ、あか…ね…やめ…ろ…」
途切れ途切れに乱馬が呟く。あかねは、自らの首筋を乱馬の口元に近づけた。
 「乱馬、あたしの血を飲んで…そうすれば、あんたは…きっと、助かるから…」
乱馬が自分の血に口をつければ、ヴァンパイアとしての眠れる本能が呼び覚まされるだろう。そうすれば、きっとヴァンパイア本来の生命力が、乱馬の傷を癒してくれる筈。あかねは、ただそれだけを考えていた。
薄れゆく意識の中、あかねは乱馬が自分の名を呼ぶ声を聞く。そして意識が途切れる瞬間に、鈍い痛みをその首筋に感じた。






…また、雨が降って来たのかと思った。そして、死んだ後にも雨って感じるのかなぁ、と思った。やはり、その雨は暖かい。
目を、ゆっくりと開ける。
 「… …乱馬…?」
目の前に現れたのは、神様でも悪魔でもなく、大粒の涙を流しながらあかねを抱きしめる乱馬。その首筋に多少の血は残っているものの、ナイフの傷痕はなかった。
 「…良かった。乱馬…助かったんだね?」
乱馬に微笑みかけてから、自分の首筋に手をやる。やはり、こちらにもナイフの傷痕はない。その代わり、乱馬が噛み付いた傷痕が、ぷっくりと膨らんで自己主張をしていた。
 「…あたし、生きてる…?あたしも…ヴァンパイアに…なったの?」
 「…あかね…ごめん…ごめん…ッ」
あかねのその言葉を聞いた途端、乱馬はあかねをさらに強く抱きしめて、謝罪の言葉だけをただ繰り返した。
 「…お前は、お前だけはヴァンパイアにはしねえって…誓ってたのに…!」
あかねは、にっこりと微笑んで、自らも強く乱馬を抱きしめ返した。
 「…よかった。これでもう、乱馬はひとりじゃないよね?」
あかねの体を離し、泣きはらした目で、あかねをじっと見つめる乱馬。何を言っているんだ、とでも言いたげだ。
 「あたしは、乱馬と一緒に生きていきたいと願った…これからは、喜びも悲しみも苦しみも…全部、二人で一緒に感じて生きよう?ひとりで溜め込むこと、ナシにしようよ?これからは、あたしも…乱馬と同じ空気を吸って、乱馬と同じことを感じて、乱馬と一緒に…二人で、生きていこうよ…」
 「あかね…」
 「…ヴァンパイアは、確かに人間からは必要とされてない生き物、かも知れない。でも…あたしは、乱馬を必要としてる。乱馬も、あたしを必要としてくれれば、それだけであたしは生きていけるから…」
乱馬は、返答のかわりにあかねを強く強く抱きしめた。

 「…で・も!」
あかねはいたずらっぽく微笑むと、乱馬の首筋にちゅ、と口づけた。
 「乱馬はあたし以外の人の血、吸っちゃダメだからねっ」
顔を真っ赤にする乱馬。しかし、彼もまたいたずらっぽく微笑んで、あかねの唇を突然奪い、こう言った。
 「…お前も俺以外の人間の血、吸うんじゃねえぞっ」
 「…」
 「…」
 「「ぷっ」」
顔を見合わせて、二人はいつまでもいつまでも笑いあっていた。





神に背いたスレイヤーは、もうスレイヤーではない。あかねのどす黒い聖痕は消え果ていた。
そのまま永い時を共に生きる二人が、この後どうなったのか。それは、この二人以外にはもう知る術もないだろう。








作者さまより

〈作者戯言。〉
実は「思いついた順」で数えると、この作品は私の「乱あモノ」第一作目にあたります。しかし、「神」や「迫害される存在」とかが話に少しでも絡むと私は執筆が慎重になる為、構想期間が無駄に長くなりこんな時期に投稿と相成りました。
書いてる最中で何度R世界に入りかけたことか…正直、表現には細心の注意を払ったつもりなんですが…所々あやしい、かも…
この「微妙にあかね寄り視点」だけじゃ説明不足だし、まだまだ「ヴァンパイア乱馬」を書いてみたいので、この話には「乱馬視点ヴァージョン」を作ろうと思っています。
只今誠心誠意製作中。ていうかこのヴァンパイア乱馬君…本能に忠実すぎるよ…(泣)でもそんな動物的乱馬君もたまには良いかと(おい)

砂くじら 拝。


 読んでいくうちに引き込まれるパラレル世界。
 このあとの二人はどうなったのか、勝手に妄想しながら愉しんでいるオバカな管理人。
 読み進めながらふと思ったこと。
 ・・・そっか、犬夜叉も会いの子なんだっけ。彼もヴァンパイやなんだな。・・・

 巫女と式神、この関係もまた、古来物語りには欠かせない材料でして、妄想かきたてられるテーマでもあります。
 ヴァンパイア・・・私も詳しくは知りません。昔、手塚作品にあった「バンパイア」で知ったくらいですから(笑
(一之瀬けいこ)


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