◆〜小さな二人の恋心〜らんま1/2特別編〜
きのこ大好きさま作


・まえがき・

このお話は、乱馬という少年とあかねという少女の出会いから始まるお話です。
そしてそこから生まれてくる恋心
さぁ、この先どうなってどうなっていくんでしょうか?
ここからは内容を見てお楽しみください。


〜1・不思議な初めての出会い〜
 それは、ある日のことだった。
小さな乱馬という少年(五歳)とその父、玄馬(?歳)が、山登りをしていると、突然の大雪嵐にまきこまれ、はぐれてしまった。
乱馬「と〜ちゃ〜ん」
玄馬「乱馬〜!!」
乱馬「と〜ちゃん、どこ行ったんだろ〜。う〜さむいよ〜。」
玄馬「あれほどうろちょろするなと言っておいたのに、しょうがないやつじゃ。ま〜そのうち帰ってくるだろう。ほおっておこ〜っと。タラリ〜ンラリ〜ンと。」
 
だが、実際は、乱馬は大雪の中で、迷子になっており、とても帰れそうにもいたらなかったである。
そういうことも知らずに小さな乱馬は、父をさがすのに必死になっていた。
だけどそこには運がいいことに、ちょうど小さな乱馬が二人分ぐらい入れるの大きさの、ほらあながあり、乱馬は、いったんそこで、休けいすることにした。

乱馬「よかった〜、ちょうどいいところにほらあながあって。さっそくここで休けいしよおっと。」
そして乱馬は何も知らずにほらあなの中へと入っていった。

が、なんとそこには乱馬と同じぐらいの年の少女が同じく親とはぐれて、泣いていているのであった。
そしてそれに気づいた乱馬は、

乱馬「おまえ、どうしたんだ?おまえも親とはぐれてしまったのか?おい、まぁとりあえず泣くなよ。おれがついてるって。なっ!!」

コクッ

乱馬「んでから、おめーの名前なんてー名だ?」

そして少女は涙ををふきとり、

少女「・・・私の名前はあかね。あなたは?」
乱馬「おれは乱馬だ。・・・よっ、よろしくな。あかね!」
あかね「う、うん。よろしくね。乱馬!」

そうなにである。この少女、あかねが乱馬がはじめて恋にいどんだ人物なのである。

乱馬「あかね、これからどーする?」
あかね「やっぱりこの雪嵐じゃ、行くにも、行けないわよ。」
乱馬「やっぱり、そうだよなぁ〜。ハァ〜。しかたがない!助けが来るまでたいきしておこう。」
あかね「そうね、そっちのほうが安全だわ。」
乱馬「だけど、ねないように気をつけろよ!」
あかね「わかった。気をつける。」

 そして二人は、ねむらないようにおたがいに声を掛け合いながら、体をだきよせあい、朝になるのをずっと、凍えながらも待っていた。
すると乱馬は、
乱馬「なぁ、おれたちがもし助かったら、大人になってから結婚しょうぜ。あかね」
あかね「うん。大人になったらね。・・・助かればの話だけどね。」
乱馬「あ〜!おれたちゃ〜、もともとたすかりっこねぇ〜んだよ〜。」
あかね「なに言ってんのよ!そんなにはやくあきらめてもいいの?そんなこと言ったら、親が、悲しむでしょ!」
乱馬「そんなことべつにいいんだよ!親なんて。」

バシッ!

あかね「子供だからってあまったれてんじゃないわよ!!」
乱馬「・・・・・・ご、ごめん、あかね。おれ、気がどうてんしてた。」

そのとき!
バサバサッ!

救助員「・・・お〜い、子供が2人いたぞ〜!」
乱馬&あかね「・・・これでよかったのかな?  クスッ。」

さてと、この先乱馬とあかねはどうなっていくのだろうか?
まぁ、これにて一件落着!








作者さまより

こんにちは、私はのほほんと申します。
よく、ここに来ます。
この小説を読んで皆さんがどう思うかと考えると少しドキドキします。(///////)
しかし、このお話は私が作ったのではなくて、私の友達、ニックネーム、きのこ大好き!さんの作品です。
もちろん、きのこ大好きさんに許可をもらって投稿させてもらいました。
私が今作っている作品も、また送らしてもらおうと思います。


 合作小説。やってみると結構楽しいものです。
 私がらんまの二次創作を始めた経緯も、幼稚園で一緒に役員をやって知り合った友人(同年代・主婦Y子さん)とネット繋ぎたての頃、互いの好きな作品のキャラを駆使してメールでリレー小説をかきっこして遊んでいました。それが出発点でした。(しかも、「フジミ」と「らんま」の合作小説だったという、とんでもない代物ではありましたが…わっはっは。)
実は、ネタに詰まると「乱馬やったらこの先どうする?」とか「何でもいいからネタ頂戴っ!」とかやりあっています。「こんなんどや?」と投げてくれることも…。
仲良しさん同志なら、あーでもない、こうーでもないとキャラクターやストーリを作るのも楽しいものです。
(一之瀬けいこ)

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