◆晩秋の午後
Maiさま作


拝啓
草木の色も様々な色を見せる今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?
その節はご迷惑をおかけいたしました。本当にごめんなさい。
そのお詫びの気持ちといってはなんですが、先日僕が商店街の福引きで当たった温泉宿への宿泊券を同封してお送りします。
何でも関東でも随一の老舗旅館だそうですが、交通費は自費ということらしく、ご存知の通り関西に住む僕にはけっこうな出費となるのは確実で、どうせ行かないならばと思い、お送りさせていただく次第です。
温泉宿の地図も同封しておきました。よろしければ、日頃の疲れを温泉で癒されてはいかがでしょうか。
それでは、またお会いできる日を楽しみにしております。
敬具

桧明


 昼間であれば、色とりどりの葉を散らす多くの木々が眼前に広がっているのだろうが、今は夜。
 周囲は満月が放つ青白い月光に照らされ、すべての葉が同じ色に見える。
 自分を包むちょうどよい暖かさを感じながら、早乙女乱馬は首まで湯に身体を沈めた。
「気持ちいいね……」
 隣で同じように首まで湯に浸かるあかねが、大きく吸い込んだ空気を吐き出しながら言った。
「ああ、そうだな……」
 乱馬はそれに答えながら、ちらっとあかねに目をやった。
 胸や体の大部分をバスタオルで覆い隠してはいるものの、水分を含んだ一枚の布は、包み込む彼女の体のラインを嫌が上でもはっきりと浮かび上がらせている。
 石造りの露天風呂。その中央付近に置かれたひときわ大きな岩の陰で、二人は肩を並べて湯に浸かっている。そのことを実感しながら、乱馬は再び高鳴り始めた鼓動を落ち着かせようと、眼前に広がる山々へ視線を移した。

 桧明からの手紙が、温泉宿の宿泊券とともに天道家に届けられたのは、山が色とりどりの変身を遂げる様子を、山奥の温泉にでも浸かりながら見たいもんだねえと、縁側で早雲と玄馬の二人が雑談を交わしていたまさにその時だった。
 ちょうど翌日が土曜日で、折からの完全週五日制もあって学校は休み。
 膳は急げとばかりに天道・早乙女一家は、一泊二日の温泉旅行へと出かけることになったのである。

 目的地である温泉宿は、東京から、鉄道やバスなどを乗り継いだ人里離れた渓谷沿いにあるもので、木造二階建ての情緒溢れる建物だった。
 あらかじめ連絡をしておいたので、玄関には『天道家・早乙女家御一行様』と書かれた板が予約客の欄にはめ込まれている。
 他にもう一組予約が入っているようだったが、久々の旅行に意気揚揚としている彼らはそれを気にすることはなかった。
 あまり知られていない宿なのか、建物の中に人影はほとんどなかったが、逆にその静けさが、都会の喧騒を離れているという実感を抱かせてくれる。
 玄関で出迎えてくれていた宿の主人である老夫婦の案内で部屋へ入り、ひと休みしたところでいざ温泉に向かった一同だったが、衝撃の事実が彼らを待っていた。
 脱衣所こそ別々の入り口だったが、浴場への出入り口が一つしかなかった。
 つまり、この温泉は混浴だったのだ!
 しかもそれに気づいたのが、全員が顔を合わせたのが浴場だったのも間の悪いことだった。
 先に入浴して、気分もノリノリで大合唱していた早雲と玄馬だったが、その大合唱が女性陣の登場で静まり返り、直後に痴漢呼ばわりされたあげく乱馬もろとも浴場から放り出され、混浴であることを知ったあとも、女性陣が入浴を終えるまで、男性陣は、入浴はおろか浴場への進入すらも制限されるという始末だった。
 石造りの露天風呂で、山々の紅葉が存分に楽しめる絶好の場所と時間だったのに、その雰囲気を味わうことなく、夕方の入浴は終了した。
 奇妙だったのは、なびきはもちろんのこと、かすみやのどかまでもが玄馬や早雲を罵ったことだった。日頃あれほど温厚な二人があそこまで激昂して怒ることなど生涯見ることがないだろうと思えるほどだった。逆に、一番男性陣に食ってかかりそうなあかねが、突然の出来事に呆然としている様子だった。
 そんなこともあってか、夕食の席で言葉が交わされることはほとんどなく、気まずい空気のまま、その日は終わりを告げた。

 時刻は午後九時をまわったころだった。予想外の展開に、完全に気持ちが沈んでいる玄馬と早雲を見ながら、乱馬は外の空気を吸おうと思って部屋を出た。
 夕食をやや早めにとったから気づかなかったが、この温泉宿、電気機器がほとんど配置されていない。部屋にテレビもなければ、電話もなかったような気がする。夜の廊下を照らす道具も、何とランプである。
 オレンジ色の明かりが弱々しく廊下を照らす中を、玄関目指して歩いていた乱馬だったが、あと少しという曲がり角で、あかねとばったり出会った。
 互いに驚いた様子で、あかねに至っては、薄暗い廊下の出会い頭で人と鉢合わせしたことで小さく叫び声をあげたほどだった。
「な、何だ、乱馬じゃない……びっくりさせないでよ」
 そりゃこっちのセリフだ、と言いそうになるのを抑えて、乱馬はあかねに尋ねた。
「何やってんだ、こんな時間に」
「それはあんただって同じよ。どうしたの?」
「ああ、ちょっと外の空気を吸いに行こうと思って」
 質問を返され、乱馬は素直に答えた。するとあかねも同じ目的であることを話した。
「じゃあ、一緒に行くか?」
 珍しく乱馬が誘う形で、二人は下駄を鳴らしながら夜道の散歩へと出かけた。
 十分ほどの短い散歩だったが、やはり風呂での一件があったためか、お互い何も話さなかった。
 そのため、十分という時間がやけに長く感じられた。
 手をつなぐ、腕を絡めるなどといった状態で歩くこともなく、ただ無言で歩く二人を、山の夜風が静かに駆け抜けていく。
 この地域の夜は予想していたよりも冷え込みが激しく、宿の玄関に入った二人は、心なしか震えているようにも見えた。
「ううー、寒い……」
「けっこう冷えるのね、この辺りは」
 下駄を脱ぎ捨て、部屋に戻ろうとする乱馬を、あかねが呼び止めた。
「ねえ、一緒にお風呂入らない?」
 頬を赤くするあかねの言葉の意味を理解するのに二、三秒かかった。
 途端に乱馬の顔が、今まで感じていた寒気はどこへやら、湯気を噴き出さんばかりに真っ赤になった。
「な、いきなり何を……」
「何よ、いやらしいこと考えてるんじゃないでしょうね」
 乱馬の反応に、あかねはプッと頬を膨らませた。
「じゃ、なんで」
 乱馬の問いかけに、今度はあかねが再び頬を赤くした。
「だって怖いんだもん」
「へっ?」
 意外な言葉に、乱馬の声が裏返った。
「本当はね、さっき廊下を歩いてたのも、乱馬の部屋に行こうとしてたんだ。もう一回お風呂に入ろうと思ってたんだけど、この建物電気がないでしょ? 風呂場を覗いてみたら、足元が見えないくらい真っ暗だったの。それに、ここって混浴だし、私ひとりで入ってる時に誰か知らない人が入ってきたらって思って……」
 あかねの言葉に、乱馬は半分呆れ顔、半分困った顔になった。
 彼女の気持ちは分かるが、自分はそれにどう答えればいいのか。
 夢のような話だが、恥ずかしさがそれをはるかに凌駕していた。
 あかねと二人で風呂に……
「ねえ、お願い、一緒に入ろ」
 それなら、なびきやかすみさん、それにオフクロの方が安心するじゃねえか、と言いそうになったが、それだといつもの喧嘩パターンになってしまうであろうことは目に見えていた。
こうなると、覚悟を決めるしかなかった。

「ねえ、乱馬」
 あかねが呼んだ。
「ん?」
 乱馬はそれに答える。
「ありがとね」
 あかねは乱馬の肩に寄り添いながら言った。
「別に」
 湯の暑さだけではない頬の赤みを見られないように、そっぽを向いて乱馬は答えた。
 あかねも頬を赤く染め、乱馬の腕に自分の腕を絡めた。
 乱馬は驚いてあかねの方を見た。
 意地悪そうな二つの瞳が、彼を見つめていた。
 まるで何かを求めるような視線に、乱馬はくらくらとめまいすら感じた。
 気がつけば、腕があかねの肩を捉えていた。
 徐々に二人の距離が縮まっていく……

 突然、浴場の引き戸が開く音が響き渡った。
 密室空間ではないので、響くという表現は適当ではないかもしれないが、少なくとも唇を重ねあい、二人だけの時間に酔いしれていた乱馬とあかねにとっては、他人の出現は驚き以外の何物でもなかった。二人は深く重ねていた唇を一瞬で離し、何でもない風を装った。
 恋人の情事を邪魔した"犯人"は、茶髪のショートヘアの少女と、黒髪を後ろ手にまとめた女性であった。二人とも自分たちよりは年上のようだ。ポニーテールの女性は、かすみよりもけっこう上ではないだろうか。
「なんだ、誰もいないじゃん」
 ショートヘアの少女が、露天風呂を見渡して言った。
「ゆっくりできそうですね、隊長」
「泉巡査、こんな時くらい、隊長と呼ぶのはやめにしない?」
「そういう隊長こそ、あたしのこと巡査って言ってるじゃないですか」
 ところどころに聞きなれない単語を使いながら二人の女性は言葉を交わした。
おそらく二人は、この浴場が混浴であるのを知っているのだろう。岩陰に隠れる二人に気づいていない彼女たちは、浴場にいるのが自分たち だけと分かると、少し安心した様子で頭を洗い始めた。
 とりたてて自分たちに危害を加えそうな気配はなさそうだ。
 乱馬とあかねはもう少し湯に浸かってこの場をあとにすることにした。
 と、今度は慌ただしい物音と話し声が聞こえた。
 乱馬が見てみると、びっくりするほど体格の違う五人の男が浴場に姿を現し、湯に浸かろうとしていた。
 一人はこれといって特徴のない、短めの髪の普通の青年。
 一人はやや小太りで、表情を見るだけで、勢いで物事を決めてしまいそうな熱血漢。
 一人は、その眼鏡が不健康そうなイメージを決定づけている青年。
 一人は、巨人と称する以外にない巨漢。
 そして、最年長と思われる、オールバックの髪に疲れたような表情の中年の男。
 そういえば、この宿に到着した時に、自分たちの他にもう一組団体の予約客が入っていたはずだが、この人たちだろうか。
「こらあっ!」
 勢い込んで湯に飛び込もうとした男たちを、髪を洗っていたショートヘアの少女が呼び止めた。
「ちゃんと身体を洗ってから入らないとダメだよ」
「別にいいじゃねえかよ、変わるもんじゃなし」
 少女の注意に苦言を呈する青年に、小太りの男が我に帰ったように声をかけた。
「いや、泉の言う通りかもしれんぞ篠原、仮にも俺たちは警官だ。こういう場でも良識ある人間の見本となることを……」
 先ほどの二人の女性の会話と同じく、聞きなれない言葉を使った小太りの男の言葉に、眼鏡の男が申し訳なさそうに口を開いた。
「太田さん、誰もいないから風呂場で思いっきり泳げるって言ったのは太田さんじゃあ……」
「うるさいぞ進士ぃ!あれはつまり言葉のあやというか……」
「とにかく、泉さんの命令に従いましょう。身体を洗ったほうが、気持ちもさっぱりしますよ」
 眼鏡の男の突っ込みにうろたえる小太りの男をなだめるように、巨人が声をかけた。
「ひろみちゃんって、ほんと体格に似合わないこと言うね」
 ショートヘアの少女の言葉に、巨人は頬を赤くした。
 これまでの会話から、おそらく彼らのなかでは年長組とでも言うべき男女二人の名前はまだ分からないが、特徴のない青年は篠原、小太りの男は太田、眼鏡の男は進士、巨人は――下の名前のようだが――ひろみ、そして少女は泉という名前であるということが分かった。
 ショートカットの少女の脅迫的な懇願もあって、男性陣はしぶしぶ身体を洗い始めた。
 何やらあまり穏やかではなさそうな雰囲気が漂っている。
 これは早めに退散した方がよさそうである。だが、岩を隔てて反対側にいる二人の存在に気づいていない彼らの前に、堂々と姿を現すのも、乱馬にとって気が引けるのも本音だった。
「ねえ、行くなら行くでさっさと出ようよ」
「分かってるよ、でも……」
 二人だけなら、今までに比べるとだいぶ積極的になった乱馬だったが、いざ人前でも同じような姿勢でいられるかといえば、それは以前と変わらず縮こまってしまう。
 その判断のズレが、二人が浴場を脱出するチャンスを失わせてしまった。

「だああっ冷たいいいぃっ!」
 突然、小太りの男――太田の悲鳴が響き渡った。
「篠原っ、貴様ぁー」
 太田が前を隠すのも忘れて、犯人の青年――篠原を猛追しはじめた。篠原は逃げながら、ショートカットの少女――泉にも手桶ですくった冷水を浴びせた。
「ぎゃうっ!」
 篠原の攻撃に、泉がつぶれたような悲鳴をあげた。
「こぉのおぉーっ! 待てぇー遊馬ぁー!」
 笑いながら逃げる篠原を追う太田と泉。その三人を尻目に、他の四人はのんびりと湯に浸かり、夜空の星を見上げていた。四人が座る位置が、乱馬とあかねに近い場所だったので、彼らが話す会話は容易に聞き取れた。
「まったく、せっかく偽名まで使った慰安旅行だってのに、あの子たちはもっとおとなしくできないものかしらね、後藤さん」
「しょうがないよ、あれがあいつらの日常なんだもん」
「改めて思うけど、毎日大変ね」
「なんなら、一日だけ俺と変わってみる? しのぶさん」
「遠慮しておくわ」
 年長組と思われる二人の会話を聞く限り、彼らが会社か何かの組織の一員であることが推察できたが、何度か飛び出した"警官"や"巡査"、さらには"隊長"という言葉を頭に入れて考えると、彼らは警察官であることが考えられた。
 だが、イメージとはずいぶん違う庶民的な彼らを見て、乱馬もあかねも、彼らが警官ではなく何かの会社の社員だろうと考えた。

 脱衣所前は広めのロビーのような装いで、おあつらえ向きにマッサージ器が備えられていた。
 あかねより先に脱衣所を出た乱馬は、スイッチを入れずに、マッサージ器に身体をあずけ、瞑想するように目を閉じた。
「はれ?乱馬ぁ?先に出てたんだ……」
 ほどなくして聞こえたあかねの声に目を開けると、顔を紅潮させて、おぼつかない足取りのあかねの姿が目に入った。
「おい、大丈夫か? フラフラじゃねえか」
「ふぇ?フラダンス?」
 やばい、見事な湯当たりだ……乱馬はそう思った。
 結局あのあと、例の会社員たちが浴場を出るまで二人はそこを動けなかった。
 というのも、追跡劇を繰り広げていた三人が、今度は手桶や石鹸などの飛び道具を使った大乱闘へともつれ込んだのだ。
湯に飛び込んだ後も激しく身体を動かしたため、三人は見事な湯あたりを起こし、あきれ返る他の四人に抱えられて浴場を後にした。その際に、意識が朦朧としている三人からは、「オヤジめぇー」やら「アルフォンスをなめんなぁー」やら「俺に銃をををぉー」といった言葉が弱々しく放たれたようだが、同じように湯あたり寸前になっていた二人には、その言葉は届かなかった。
 連中の気配がなくなると同時に、二人は勢いよく風呂からあがり脱衣所に飛び込んだ。
 乱馬は何とか大丈夫だったようだが、あかねはあの三人と同じようにのぼせてしまったようだ。
「ほら、こっち来て、ちょっと寝っ転がれよ」
 そう言って乱馬はすぐ脇にあったソファにあかねを誘導した。
 腰をおろすなり、あかねはぐったりと横になった。
「少し寝てろ、それじゃあ部屋に戻れるかもわからねえからな」
 苦笑いを浮かべながら優しく話しかける乱馬に安心したのか、あかねはすぐに寝息をたて始めた。
 乱馬は急いで、規則正しく上下する彼女の胸元を隠すと、かすかにうめき声にも似た寝言をあげながら眠るあかねの傍らに腰掛けた。
 このままここで一緒に寝てしまおうかとも考えたが、山間部の夜は、思いのほか冷え込むのを体感したばかりだったので、適当なところであかねを起こし、部屋に送ることにした。
 もう一度あかねへと視線を向けた。
 すやすやと眠るあかねの顔。気高い一面も持つ彼女からは想像もできない無垢のかたまり。
 そして、自分はそんな彼女を独り占めすることができる唯一の存在。
 おもむろに彼女の頬に手を触れる。
「かわいいよ、あかね……」
「ん……」
 優しく語りかける乱馬の言葉に反応するかのように、あかねの寝顔がほころんだ。

 翌朝、露天風呂での混浴騒動が実は芝居だったことが判明し、それを知らなかった乱馬とあかねはしばし呆然となった。
し かし、とりたてて家族を追求することもなく、天道家、早乙女家御一行は、昼食をとった後、温泉宿をあとにした。
 宿を出る時に、乱馬とあかねはゆうべ露店風呂で騒いでいた会社員たちのことを思い出し、団体客の看板が張り出されている案内に目をやった。
『天道家・早乙女家御一行様』の隣に『ゴトウ商事株式会社 営業二課御一行様』と書かれた看板があった。
 あんな人たちが営業課で仕事をしているのかと拍子抜けしながら、乱馬とあかねは、先を行く家族に追いつくために、歩く足を少しだけ速めた。
 家族に気づかれないように手をつなぎながら。








作者さまより

 ……果たして、乱馬とあかねが浴場で遭遇したにぎやかな連中はいったい誰なのか?
 そう、知ってる人は知っているあの人たちです……最初は本文中で彼らの正体を明かそうかと思っていたんですが、さらに文章が長くなってしまう恐れがあったのでヤメにしました。
 乱あとしては絶好の舞台なのに、乱あ度を低くしてしまうあたり、この頃の自身の創作態勢が顕著に表れているような……(冷汗

 ご馳走様でした〜
 実は何を隠そう、らんま歴より長くはまっていたのが長い某作キャラを乱入させていただいたようで・・・(第二小隊じゃないところが憎いっ!!)

 ここだけの話ですが・・・実は、RNRのRさんも某作の大ファン・・・乱あとの楽しいミックス作品があったりするのです。第二小隊に乱馬とあかねが招かれて一日入隊すればどうなるか…という馬鹿話から発展した作品なのですが…。残念ながら未だ公開はされておられません。
 「機動警察パトレイバー」では、OVAの「VS(バーサス)」が好きです。
 「黒い三連星」も物凄い話で好きすが(・・・風呂ネタ)。こちらは良牙役の山寺宏一さんが色んな声を使い分けていらっしゃるので、機会があれば是非どうぞ。後藤隊長は早雲さんに聴こえます。(同じ大林さんが役をされていますが、末期症状ですな)
 「パトレイバー」。こっちも大好きな世界なんで語りだすと長いです。流石に、私の場合、小説化しようと思うところまでは至っておらぬのですが…。

 一緒にいただいた イラスト も公開しております。
(一之瀬けいこ)


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