イラスト  半官半民さま


梅の嵐 後編




 驚いたといったらありゃしない。
 そりゃそうよ。乱馬が急に泊まるだなんて言い出すから。
「あんた、自分で何言ってるかわかってんの?」
 まん丸になった目を瞬かせて、あたしは乱馬ににじり寄る。
「いいだろ・・・。別に男になって泊まるんじゃないし。それとも何か、俺が泊まると都合の悪いことでもあんのかよっ!!」
 喧嘩腰だ。

「もしかしてあんた・・・。隣の尚人さんに妬いてるの?」

 そう言葉を紡ぎかけたがやめた。
 大方、なびきお姉ちゃん辺りがお節介を言ったのだろう。街角かどこかでぱったりと出くわした乱馬に、
『お隣に大学生のお兄さんが居て、その人が今夜泊まるのよ。あかねを放っておいていいのかな?乱馬君・・・。』
 みたいな・・・。
 ありえる話だ。今日はなびきお姉ちゃんが当番だって言ってたもの。きっと、何となくここまで泊まりに来るのがかったるかったんだろうな。それで、これ幸いって、厄介事を乱馬に押し付けたのかもしれない。
「いいわよ・・・。泊まりたきゃ、泊まんなさいよ。でも、何かしたら・・・。」
「阿呆っ!だれがてめえみたいな色気のない女に・・・。」
「なんですってえーっ!!」
 睨み上げたら、看護婦さんが入ってきた。
「点滴のお時間ですよ・・・。」
 万事この調子。
 朝、昼、晩とご飯のあと落ち着いた頃を見計らって、点滴針が刺されにくる。
 熱を出しているんだから、仕方がないのだけれど、この点滴の時間。案外憂うつ。最初は泣き喚いていた桜ちゃんも、慣れたようで、ここ暫くはむずがらなくなった。
 さっと消毒液が腕の上を拭いて、それからぐしっと差し込まれる点滴針。
「調整、これくらいでいいかな・・・。」
 一之瀬さんはにんやりと笑った。
「はい・・・。」
「何かあったら呼んで下さいね・・・。」
 付き添う乱馬にそう目配せするとたったと病室を出て行った。
「大変そうだな・・・。」
 しんみりと乱馬が吐き出した。
 こうやって点滴針を刺されていると、重病人みたいに見えるらしい。
 乱馬は静かに横へ来て座った。
 なんだか変な気分。
 と、隣から尚人さんがやってきて、林檎を置いていった。
「さっき、看護婦さんに聞いたら、摩り下ろしたら食べてもいいって、言ったから。」
 何気に見ると桜ちゃんがにっこと笑ってる。
「桜の奴も一緒に食べたいからって・・・。」
「でも・・・。」
 あたしは刺さった点滴針を見上げた。
 生憎、点滴針は今日は右手に刺さっている。ということは右手は上手く動かせない。左で食べないといけない訳で・・・。桜ちゃんは左手だからゆっくりと自分の手で食べている。
「あ、点滴が終わった後で戴きますから・・・。」
 そう言って笑った。
「お姉ちゃん、お兄ちゃんに食べさせてもらってもいいよ。だって、お林檎さん、時間がたつとアクが出て黒ずんじゃうよ。」
 桜ちゃんが唐突に言った。ひょっとしてそれが目的だったのかしらと思えるような言い方だった。
 尚人さんは
「何言うんだよっ!桜っ!!」
 と思い切り顔を赤くして焦っていた。
「だって・・・。お兄ちゃん、あかねさん、可愛いってさっき言ってたじゃん。」
 と邪気がない。
「そ、それは・・・。あ、あかねさん、気にしないでくださいね・・・。さ、桜の奴っ!!」
 一瞬乱馬の顔つきが険しくなった。こいつめというような目を尚人さんに差し向けた。
 それから彼からにこりと林檎の入った皿を受け取ると、これ見よがしに言った。
「ありがとうございます。これは、あたしが、あかねに食べさせますから・・・。」

 な、なに?

 あたしはまた大きな目で乱馬を見返した。
「というわけだから、あかねちゃん、あーんして・・・。」
「ちょ、ちょっと冗談は止めてよっ!」
 あたしは焦りながら乱馬に言った。
「けっ、あのにやけた野郎に食わせてもらいたいのかよ・・・。」
 完全に拗ねてる。
「わ、わかったわよ・・・。自分で食べるっ!!」
 そう言って皿を取ろうと、動く左手を差し出すとあっさりと拒否されてしまった。
「ダメだ・・・。ただでさえ、おめえはドン臭いんだ。左手なんぞで食えるのかよ・・・。」
「うっ!!」
 あたしは返答に詰まった。確かにそうだ、左手で食べとおせる自信はない。
「病人は大人しく、介護人の言うことを聞けっ!!」
 勝ち誇ったように乱馬があたしを見下ろした。
「ほら、口開け・・・。」
 乱馬はそう言いながらスプーンで皿をかき回した。それから一すくい、摩り下ろされた林檎をのせると、あたしの口元へと持ってきた。
 観念して口を軽く開いた。そこへ流し込まれる湿った林檎の甘酸っぱい味。
 真っ赤になって俯いてそれをもごもごと口の中で唾液と混ぜる。
 複雑な心境だった。
 女に変身しているとはいえ、元は男の子。姿形は女そのものだが、手つきは男の時そんまんま。いや、何よりも、じっと見詰めてくる瞳の光は、男の子の乱馬と変わらない。吸い込まれそうなダークグレイの瞳。その中は紛れもない男の、許婚の乱馬が居る。

 これじゃあたし、まるで、食べさせてもらってる新婚さんみたいじゃない・・・。

 勝手に想像して赤らんでしまう。
「ほら、次いくぞ・・・。」
「う、うん・・・。」
 あたしたちの不思議な時間が過ぎてゆく。

 点滴が終わると、桜ちゃんにカードゲームを誘われた。
 乱馬と一緒に。
 断ることもないので一緒に興じた。
 ゲームは単純な婆抜き。
 遊んでいるうちに乱馬はすぐに桜ちゃんと打ち解けたようだ。子供には警戒心はない。直ぐに誰とでもお友達感覚で付き合えるのだろう。無邪気なものだと思う。
 勝負は婆抜きに弱い乱馬の一人負け。
「わざと負けてもらってすいません。」
 尚人さんがすまなさそうに言ったほどだ。わざと負けていると映ったのだろうか。絶対違うのに・・・。乱馬が極端に弱いだけだ。
 乱馬は「どういたしまして。」とばつ悪そうに答えた。
「さて消灯の時間だよ・・・。」
 ぱあっと電気が消える。
 病棟の消灯は九時きっかり。足元のライトだけになる。
 簡易ベッドを横に広げて、早い時間だが乱馬も横になった。
「ねえ。眠くないんじゃ?まだ九時だし・・・。」
 あたしは乱馬に話し掛けてみた。
「うんにゃ・・・。眠い。このところずっとまともに寝てなかったかんな・・・。悪いが先に俺はねっからな・・・。」
 そう言うとくるりと毛布を被って向こうを向いてしまった。
 ホッとしたような、寂しいような・・・。気を遣ってくれてるのかな・・・。
 あたしはおやすみなさいを隣の人たちに言って、カーテンを引っ張った。
 本当に疲れていたのだろうか。
 直ぐに傍のベッドから乱馬の気持ち良さそうな寝息が聞こえてきた。
(何さ・・・。人の気も知らないで・・・。気持ち良さそうに寝ちゃってさ・・・。)
 先に寝てしまった人への苦情を心で呟いてみる。なびきお姉ちゃんが夕方こっそり教えてくれた情報が本当なら、暖かい寝床で眠るのは久しぶりなのかもしれない。向こうを向いていた筈の彼が寝返ってきてこちらへ顔を向けた。悔しいほど健やかに眠っている。
(あたし・・・。こうやって自分の寝顔、乱馬に見守って欲しかったんだろうか・・・。)
 さあっと赤らむ顔。
 あたしはそっとベッドを抜け出すと、彼の肩へ落ちかけた毛布をふんわっと掛けた。
「あかね・・・。」
 彼の口がそう象ったような気がした。
(ダメ・・・。寝なきゃ、体力が戻らないわ・・・。)
 あたしはカアッと火照った顔を蒲団へと押し付けて、そのまま潜り込んだ。ドキドキと心臓が止まらない。

 朝起き上がると、先に乱馬は起きていた。黙ってあたしを見下ろしていた。すごく優しい目をしていた。
「お、おはよ・・・。」
 あたしは思わず上擦った口調でそう挨拶した。
「お、おう・・・。」
 乱馬も慌ててそれに答えた。

 もしかして、先に起きてずっとあたしの寝顔覗いていたの?

 あたしはまたぐるぐると熱が上がるような錯覚に陥った。

「ほら、検温だ。さっき、看護婦さんが置いていったぜ・・・。」
 起き抜けの検温。あたしは慌ててそれを脇の下に突っ込んだ。
 三七度きっかり。
 ほら、やっぱりまだちょっと熱っぽい。
「だいぶん下がったけど、まだもうちょっとだね。明日だね・・・。丁度週明けだから。」
 夢次郎先生がにっこりと笑った。
「桜ちゃんも、明日だな・・・。」
「じゃあ、お姉ちゃんと仲良く退院ね。」
 そう言ってころころと笑い転げる。
「ねえ、ちょっと外へ行っててよ・・・。」 
 あたしはちらりと乱馬を促した。
「何でだよ・・・。」
 むすっと答える。
「着替えるのよっ!!バカッ!!」
 そう言うと思いっきりカーテンを閉めてやった。
「うげっ!・・・尚人さん、あんたも外・・・。入っちゃダメっ!!」
 乱馬はまだ寝ボケ眼のお隣さんを引っ張って出て行く。
(デリカシーないんだから・・・。)
 あたしはさっと着替えを履行する。熱の後だから、余計になんとなくじとっとした身体。
「明日かあ・・・。」
 退院の目処が立ってきたとはいえ、やっぱり一日も早く家へ帰りたいものだ。きっと病棟で寝ている患者たちは誰しもが我が家が恋しくて仕方ないに違いない。

 乱馬は帰る素振りを見せずにずっとあたしの傍にずっと張り付いていた。 
 余程お隣さんを意識しているのか、帰るとは言わないのだ。
 朝ご飯のときも昼ご飯のときもずっと傍に居た。
 彼が席を外したのは、放課後、クラスメイトたちが視察を兼ねて病室に上がってきたときだけ。その僅かな滞在時間だけ、こそっと病室を離れた。感覚が熱で鈍っていたせいもあって、何処へ隠れているのか見当はつかなかったが、病室の近辺に潜んでいることだけは確かだった。口の悪いクラスメイトたちの好奇の目を煽るのだけは自重したかったのだろう。女のなりをしていても、あかねの傍に居る事に関してとやかく言われたくないのだろう。
 友人たちをやり過ごすと、また何処からともなく現れて、傍に張り付く。それだけではない。またその晩も泊り込んだ。

「何で二晩も泊まるのよ・・・。」
「うっせえっ!好意で泊まってやってるんだ。有り難く思えっ!!」

 ぶっきらぼうな反応だったけれど、本当はあたし、嬉しかった。
 ねえ・・。乱馬。ちょっとはあたしのこと気にしてくれてるのかな・・・。
 また早々と蒲団へ潜り込んでしまった彼の背中にこそっと吐き出してみた。



 待ち遠しかった夜が明けた。
 やっと退院できる・・・。
 熱も下がりきり、おかゆが固形のご飯に変わった。後は自宅で療養すればいいらしい。
 と、朝ご飯の後で、桜ちゃんが乱馬を自分の方へ呼んだ。ずっと昨日から一緒に居るからすっかり仲良しさんになった様子だ。
 
 何話してるのかな?

 尚人さんはさっき出て行った。
 と、桜ちゃんに手を引かれて乱馬が出て行った。

 何処へ行くのかな・・・。

 あたしは桜ちゃんが企んでいたなんて思っていなかったから、ぼんやりと二人を見送った。ぼちぼち帰り支度を始めなきゃ。ちょっとだけ浮かれていた。
 暫くして、尚人さんが帰って来た。手には真っ赤な薔薇。
 桜ちゃんの枕元にでも飾るのかと思ったら・・・。違ってた。
 あたしの方へ差し出した。

 え?なんのつもり?

 ちょこんと見上げると、はにかみながら彼の細い目が笑っていた。
「あの・・・。気に入ってくれるといいんだけど・・・。」

 あたしはちょっと戸惑いを見せた。まさかとは思ったが、これってもしかして・・・。求愛?

 言葉が出なかった。
 だって、真っ赤な薔薇って求愛の印に相場が決まってるじゃない。
 正直言って焦った。あたりまえよね。
 あたしには乱馬が居たから・・・。
「あかねちゃん、ひっきりなしにきみのベッドにはいろんな男の子たち、来てたみたいだけど・・・。彼氏はいなかったよね・・・。だから・・・。その。桜に色々言われててわけじゃなくって・・・。良かったらその・・・。これからもいいお付き合いしてくれないかな、なんて。君、とっても可愛いし、それに何よりも僕の話、真剣に聞いてくれただろ?だから・・・。」
 あたしは手を差し出せずにじっとしていた。
 
 どうしよう・・・。

 断らなきゃならないと言葉を懸命に捜すのだが、どう答えたら良いやら分からなかった。
 どぎまぎしていると、桜ちゃんがひょいっと帰って来た。
「お兄ちゃんっ!やったあーっ!やっと彼女居ない歴に終わりが来たね。」
 にこにこと覗きこんでいる。彼女はすっかり舞い上がっている。あたしが断ることなんて考えていないようだ。
「ねえ、あかねお姉ちゃん、いいでしょ?尚人兄ちゃんの彼女になってくれるよね・・・。」

 あれ・・・。そういえば、乱馬は?さっき桜ちゃんと一緒じゃなかったっけ・・・。

 この期に及んで、あたしはまだ乱馬に頼ろうとしていたのだろうか。自然目線は彼を探していた。
 あたしが目線を泳がせていると、目の前で尚人さんがにっこりと笑っていた。
「あかねさん・・・。」
「は、はい?」
「返事・・・。いいだろ?」
 あたしの手を取ろうとしたとき、俄かに扉が開いた。
 視線をそちらへ集中させると、乱馬が居た。
「乱馬?」
 彼があたしの手を取ろうとしているのを遮るように、絶妙なタイミングで入って来た。

「あかね、帰ろうぜ・・・。」

 乱馬はあたしを見返しながら低い声で言い放った。
 何をぐすぐずとためらってるんだ。そんな口ぶりだった。
「ご、ごめんなさい。尚人さん・・・。あたし、あなたとは付き合えない。ごめんね、桜ちゃん・・・。あたしには、好きな人が居るの・・・。そこに。」
 二人はあたしと乱馬を見比べた。不思議そうに。当然よね。今の乱馬は女の子の形をしていたから。
「お姉ちゃん・・・女の人よ?」
 桜ちゃんは丸い目をきょとんとあたしに向けた。
「違うのよ・・・。本当はね・・・。」
 そう言うとあたしは、傍にあったポットから湯を注いだ。乱馬の頭の上から。
「あっちいーっ!!こらっ!あかねっ!何しやがんでいっ!!」
 乱馬が叫んだ。
「あんたがいつまでも女の格好してるからよ・・・。」 
 あたしはくすくす笑いながら男に戻った乱馬を見た。
「ほらね・・。彼、本当は男なの。そう、ちょっと変わってるけど・・・。あたしの許婚なのよ。だから・・・。」

 あたしはそう言うと、思い切り明るく笑った。







 その後、二人でいなば病院をあとにした。
 まだなんとなくかったるい身体。本調子に戻るにはもう少し時間がかかりそうだ。
 桜ちゃんたちとは病院の前で別れた。
「お幸せに。」 
 って寂しそうに、でも、明るく二人で言ってくれた。
 乱馬はずっとだんまりを決め込んでいる。あたしが湯を浴びせ掛けたことをまだ怒っているのかもしれない。
 でも、あたしの荷物が入ったボストンバックを左手に、そして右手はあたしにしっかりと繋がっている。まるで「おまえは俺んのだ、絶対離さねえぞ。」と自己主張しているように。
 今回の入院騒動で一つ知ったこと。それは案外乱馬がやきもち妬きだということ。あたしに「やきもち妬き」って散々言うクセに、自分だって。尚人さんに物凄い闘志を燃やしていた。だから、あたしを保身に回ったのだろう。女のまま泊まるとか言うくらいに。そんな行動に乱馬が出るとは思わなかったから、あたしはちょっとだけ感動していた。
 男のやきもちはみっともないって言うけれど、少なくとも今回はそうは思わなかった。嬉しかった。

 照れ屋で格好つけたがりの乱馬。でも、今日はちょっとだけ違う。繋いだ手を解こうとはしないのだ。

「チョコレート・・・。食ったからな・・・。」
 ぽそんと吐き出される言葉。
「え?」
「だから・・・。おめえが倒れたときに持ってた奴・・・。」
 すっかり忘れていた。バレンタインズデーからもう何日経ったろう。
「乱馬?」
「他の奴に食われるの忍びなかったからな・・・。」
 乱馬は、こっちを見ようとしない。でも、顔中が真っ赤だった。
「いいよ・・・。だって、あれは乱馬のだもん。」
 あたしはウキウキと言葉を継いだ。
「あかね・・・。」
 陽だまりの中で乱馬が歩みを止めた。風がそよそよと通り過ぎる。
「乱馬・・・。」
 そう言って見上げた。彼の瞳。真っ直ぐに降りてくる。唇が触れようとしたそのとき、入ってきたのはお邪魔虫たち。

「乱ちゃんっ!!」
「乱馬っ!!」
「乱馬様っ!!」

「げ、うっちゃん、シャンプー、それに小太刀まで・・・。」

「今日こそ、チョコレート受け取ってもらうでっ!」
「そうねっ!!絶対食べてもらうねっ!!」
「お覚悟っ!!」

 一斉に飛び掛ってくる。

「うへっ!!勘弁してくれっ!!バレンタインのチョコレートは一つきりで充分だーっ!!」

 乱馬の怒声が遠ざかる。
 もう少しだったのに・・・。また、おあずけか・・・。
 あたしは彼が残していったボストンバックを摘み上げる。
 それからやれやれと溜息を吐いた。
 あたしのインフルエンザも治って、また、日常が戻ってくる。乱馬を中心に回るドタバタの毎日。

「乱馬ーっ!!ホワイトデー期待してるからねーっ!!」
 
 あたしは遠ざかる彼に向かってそう叫んでいた。
 太陽が真上でにこにこと笑いながら、あたしたちの世界を照らしつけていた。
 その脇には梅の花が咲き誇る。春はもうすぐそこに。








半官半民さんへ捧げた2002年のバレンタイン作品。以前は試作室に置いてあったのですが。引っ越した時に忘れていました。
半さんが昨冬入院されたときの快気祝い小説としてコミカルあかねタッチで書いたものです。
読まれて気付かれた方もいらっしゃるかと思いますが、RNR隊員五名にちなんでいろいろ名前付けて遊んでおります。
半さんは・・・本名文字って登場させちゃいました(笑・・・これ以上は内輪の秘密♪
半さんを登場させたのはこれだけではないんですが(汗・・・クリバトの半蔵くんなんてのもあります(HALFMOON掲載)
まだ、実際にお会いした事がないのでイメージだけで作文しております。絶対、かっこいいんだと勝手に妄想しておるのですが。
勿論、他のRNR諸氏もこっそりと登場させております(ぉぃ


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