その2
  電磁調理器があるのなら、それを机に置いて使うことをお勧めします。(楽なので)
コンロの場合は、鍋敷きで、鍋ごと下ろすようにした方が、チョコを再加熱するとき便利です。


チョコは湯煎で溶かします。
この時、水が入らないように注意!
10グラム、欠片をカップに入れて、とろりと溶かします。
  白い台紙の上にクッキングシートをセット。
この時、必ず、描いシートを裏返します。
つまり、鉛筆で描いた面を下にします。
でないと、チョコを流した時、鉛筆線がチョコにくっついて、食べられなくなります。(ここは、注意してください!)
絵を描いた時に、文字を入れておくのも、判別する時に役に立ちますよ。(写真は「表」と書いています)

わかりやすいように、元絵のジバニャンを上に置きましたが、耳が左右逆になっていることがわかりますよね?


   つまようじに、溶かしたチョコをつけて、ひたすら、下絵をなぞります。
カリカリとつまようじの先をくっつけて描くというより、紙の上に、チョコを盛って行く…という感じです。

時々ティシュでつまようじの先をふきとると、細かい線がキープできるようです。
   引っ張って糸になるくらいの感じが、一番描きやすいです。
特に細かい部分を書くときは、書き易い頃合いを見計らって描くのがベストです。
慣れてくると、だんだんわかります。

チョコが固まってきて、盛りが悪くなれば、鍋に戻して、湯煎します。


これを繰り返して、まずは主線を完成させます。
   もし、途中で線がはみ出して失敗しても、いじらないこと。
チョコが乾いた後で、つまようじの先で失敗した部分をこすったり削ったりして修正できます。

もし、黒い部分があれば、そこを先に塗りつぶします。
写真では口の部分だけを塗りつぶしました。
塗りつぶしも、盛る…イメージで。
   別の絵ですが、こんな感じで、黒は一気に塗りつぶします。
塗りつ部分が大きいときは、小さいスプーンで真ん中に、チョコを少し落としてそれを、つまようじで広げていきます。

(粉が吹いたように見えていますが、光の反射の加減です。実際は吹いていません…。)


終わったら、固まるまで冷暗所に、平らに置きます。
冷蔵庫で10分程度というレシピを参考にしましたが、
冷蔵庫に下手に突っ込むと、温度差で冷え過ぎて、
チョコがクッキングシートからはがれやすかったです。
冬なので、暖房から離れたところでじゅうぶん固まります。
ただ、しっかり、固まるまでそっとしておきましょう。
移動させるときは、下の白い紙ごと持つと、安定します。
下手にクッキングシートを持つと、揺れて、
はがれの原因になるので、注意しましょう。

 

待ち時間に、次のチョコを描くと時間短縮♪


大きさやベタのあるなしで変わりますが、
15分~20分ほどで、固まると思います。



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