痛チョコ初チャレンジ奮闘記
(ネット乱入15周年記念特別企画 その2)
  以前から、キャラクターを描いた「痛チョコ」を、作ってみたいと思っていた私。
 去年は、義母が入院していたので、材料を入手しながら、作れず…。
 で、今年…。仕事も辞めたし、娘も修論でかまってくれないし…これは作るチャンス到来!
 ということで、三年前、脳梗塞で、神経回路がぶっ飛んだ、右手のリハビリも兼ねて、ごそごそ作ってみました。
 右手が完全に戻った訳ではないので、試行錯誤、失敗の連続でありましたが…。
 ちこっと、その様子を公開します。
 作ってみたい方がいらっしゃいましたら、参考にしてくださいませ。
 材料や器具
   チョコレート各種
できれば、お菓子用のチョコが良いと思います。
写真のチョコは10グラム一かけになっているので、使い勝手は良かったです。
普通の板チョコは油分が多いので、熔かしたときに、滑らかさが違うので
勿論、普通のチョコレートでもできます。

黒…描画線用
 板チョコな1枚もあればOK
 塗りつぶし部分が多い絵なら、もう一枚準備しておくのも良いかも。
  ミルクより、ブラックかセミスイートの方が良いと思います。ダースのような欠片チョコが熔かしやすくて便利かもしれません。

ピンク
 これも板チョコなら1枚から2枚で
 ホワイトチョコに食紅を混ぜてもよいです。
     
白…土台用
たくさん必要です。
ちなみに、絵の大きさにもよりますが、手のひらサイズで、平均40グラムほど使います。


チョコペン
…カラフルにしたければ、あれば便利です。バレンタイン時期は、100円均一でも売っています。
  クッキングシート
鉛筆
油性マジック(無くてもOK)
消しゴム(できるだけ使わないように)…クッキングペーパの重しにもなる

つまようじ…色数分は必要


湯煎用のカップ(または浅い食器)
…アルミのプリンカップがおすすめ
…洗うのが面倒な方は色数準備
土台用は結構チョコを溶かすので、少し大きめの湯煎用のカップやボウルも一つあったら便利です。

白い紙(作業台にもなるので、あった方が便利)
私は印刷用の紙を使用しました。レポート用紙でも良いと思います。

スプーン(大と小)
ティッシュ

あれば、電磁調理器

   イラスト

これが無ければ話にならないので
コミックや下敷き、画集などが、便利です。
ネットから拾ってきて、印刷するのもありです。
スキャナーやコピーで縮小拡大して準備するの良いです。
もちろん、自分で描くのもありです。
自作絵ならは、できれば、別の紙に描いて準備してください。


←るーみっくコレクションの一部から引っ張ってみる
で、久々に画集を引っ張り出したので読みふける(こらこら


さて、まずは下絵作り

 
 

先日、節分豆を買った時にくっついていたジバニャンで挑戦! 

イラストの上にクッキングシートを適当に切ってセッティング。
イラストが小さい紙切れなら、白い紙を下に敷いておくと見やすいです。

まずは、イラストを写します。つまり、トレスします。
この時、筆圧を落として、うすくトレスしましょう。できるだけ、消しゴムは使わない方が衛生的なので…。うすく写しとると、修正もしやすいです。
自分で描くときは、白い紙に別に描いて、それを写しとった方が衛生的に無難です。

(クッキングシートはくるくるしてくるので、消しゴムを重しにしています)

  ひたすら写しとったものを、 今度は白い紙の上に置いて、今度は濃くなぞります。
複雑な絵柄をトレスしたときは、細かい線をおおざっぱに減らしたり、角ばっているのを丸くしたり…
あとでその線をチョコレートでなぞるということを意識して、修正を加えると良いかと思います。

で、もし、消しカスが気になったら、もう一枚、上に重ねてなぞるのもありかと思います。

また、油性マジック(細文字用)があれば、それでもう一度、上からなぞってやると、完ぺきです。

(油性マジックのインクが出なかったので、私は鉛筆線濃くして対応しました。)
   例えば、手など難しいと思ったら、思い切りデザインを変えるのもアリです。
このラムちゃんも、髪の毛などに手を加えて、できるだけ、主線を簡素化しています。

瞳なども、描いているうちに自分の絵になることもあります(苦笑


  さあ、次は、チョコでこの絵をなぞるのだ!


その前に、作業台を拭きましょう…。
で、石鹸で手も洗いましょう。


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