2003年六月某日のことでした。

 某所にて。
 半官半民氏が一之瀬のなげかけた依頼を受諾した直後、何故か「?」な会話を投げてくれました。

「イソギンチャクのオスはメスを持ってガードしながら逃げ回るっす。」
 深夜だったので、記憶が曖昧なのですが、確かにこんな言を口にしたのです。
 半分脳が寝かかっていた私ですが、この言に脳内が一気に活性されてしまいました。

 半氏のその後の言い訳によると、これは間違いだそうで、本当は「カニ」と「ヤドカリ」がこういう習性を持っているそうです。
 言を切った当時は相当お酒がまわっていらっしゃった彼は、未だに何でそんな言をされたのか不明だそうです。(記憶自体ないそうで。)
 確かに、この作品を仕込むに当たって少しイソギンチャクについて調べてみましたが、そんな習性は見当たりませんでした。

 でも、しっかりと脳内にイメージごとあかねを背負って動き回るイソギンチャク乱馬がインプットされてしまった私は、以後、折にふれてその構図が浮かび上がって困りました。


「言いだしっぺが書く。」
 こういう掟がRNRにはあります。俗に「トラの穴」と私たちは呼んでいるのですが。

しーっかり、情景が脳内にインプットされちゃって・・・イソギンチャク乱あ・・・半さん、イソギンチャクで創作やってください

 と後日、ログを飛ばしたところ、いなばRANAさんに

この場合言い出しっぺルールはどちらに摘要されるんだろう・・・

 と突っ込まれ煽られました。
 その結果、気がついたら手が勝手に創作を開始しておりました。
 RNRとはとっても恐ろしいところだと思います(笑
 
 今回は、半さんが投げ、一之瀬が受けまくって、RANAさんが煽って、萌え上がった一之瀬fが書いた。
 そう言う相関図でしょうか?

 異論反論はありそうですが・・・
 一之瀬が勢いで一日で書き上げた作品が「石牡丹」です。


 怖いもの読みたさの作品になっていますが、あんまり脳内を活性化させないでお読みください。
 乱馬×あかねですが、イソギンチャクです。

 そういう、同人的のりがご理解できない方は読まないほうが無難かもしれません。
 だって、やっぱり乱馬とあかねがイソギンチャクですから…。

 ここから先は自己責任でお願いいたします。(笑

★心の準備が出来た方はどうぞ★


「石牡丹」


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