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心の扉〜深い河を越えて

こちらの作品は乱あの禁忌をかなりの部分で犯した作品です。
故に、長らく、偽頁の奥の奥へ「呪泉洞バージョン」を突っ込んでおりました。
かなり巧妙に隠していたため、恐らく、殆ど人目には触れていなかったと思います。

そして、今回、想うところはあって、
呪泉洞バージョンから原典版へと差し替えさせていただきました。
表現はぼかしてありますが、「あかねが男たちに襲われた時に既に処女は失ってしまったこと」と、
「ラストで二人は寝屋を共にする関係になっていること」この二点が
呪泉洞バージョンとは違っています。
この点が違うということで、かなり作品の意図は変わって来ます。
文章は呪泉洞バージョンと殆ど大差ありませんが、設定はきついです。

辛い表現が続く作品のため、
ダメだと思われた方は、早々にリタイアしてください。

その1 一、受難  二、悔恨
その2 三、苦難  四、現実
その3 五、急転  六、意思
その4 七、妹背  八、撹乱
その5 九、光臨  十、結言
2002年5月作品
2012年6月原典版へ差し替え

(c)2011  Ichinose Keiko