ページを作る時に留意すること


一ページの容量
  ページの容量はどのくらいが理想なのか。
  昔、サイトを立ち上げた頃良く悩みました。
  私が「らんま一期一会」を立ち上げた頃は、まだ、ネット環境も今ほど整っておらず、テレホでネットをされていた方も多かったのが実情です。テレホタイム、つまり午後11時以降繋ぎ放題という契約でネットされていた方が多かったようです。常時接続環境はまだ稀でした。
 ダイヤル回線の方が多かったことにより、できるだけ早い表示時間が求められていました。
 今も軽い方が良いという基本は変わらないと思います。
できるだけ、軽量化するのが理想というのが昔の概念でした。

 最大でも一ページ「80KB」くらいで、私は管理するようにしています。
 画像を含めても、一頁が100KBは出来るだけ超えない方が理想的かな。

 2010年代に入って、それこそ、昔ほど、やかましく容量のことを言わなくなりましたから、その辺は、楽になったと思います。
 が、文章系なので、できるだけ軽く…をモットーにあまりごちゃごちゃさせないで、すっきりしたページを作るように心掛けています。

TOPやメニューページを作る時の注意点

 私の場合、特にメニューページやTOPはできるだけ軽くを意識して作っています。
 ここにフラッシュやJAVAを入れるのはあまり好ましいことではないらしいです。
 フラッシュやJAVAで動きのあるページは確かにお洒落で目を引きますが、案外うざったいので毎日訪問したくなくなる方もいらっしゃるかもしれません。
 飽きが来ないようにフラッシュも毎日更新できればいいのですが、なかなかそういうこともできず。お洒落でいいなと思うのははじめのうちだけで・・・。そうこうしていると「またか!」と再訪したくなくなるのだそうです。
 どうしてもTOPにフラッシュを使いたい場合は「飛ばす(スキップする)」ことも考えておかれたほうが良いと思います。


 MIDIもしかりで、どうしてもバックミュージックを入れたいのならば、切れる環境にしておく方がベストでしょう。音量調節があったら、もっと嬉しいです。
 夜中ネットする環境の方には「大音量で音が鳴る」というのはとっても迷惑だからです。これで何度か後ろで寝ている旦那を起こして焦りまくった経験のある私(笑
 最近、アクセスするといきなりMIDIの嵐にあって、ドキドキすることが多いです。MIDIを配慮なしに使っている方が多いような(笑・・・慣れてくると、この方のところはMIDIあるから夜中は行かないとか判断していますが。
 私も昔は呪泉洞のメニューにMIDIを使っていたのですが、「やめたほうがいい!」と言われてとっととやめました。また、どうしても使いたい場合は、訪問者側で切れるように設定してあげるのが親切でしょう。切るためのツールがなかったら、流れっぱなしで、夜中家族が寝てる中、訪問されている方に迷惑をかけているかもしれません。
 私はサイトのメインである作品を読んでもらうことに集中して欲しかったので撤退しました(笑
 MIDIを使う場合の注意点ですが、流行の曲は使わないこと。正確には「著作権でしっかりガードされている曲は避けるべき」です。
 著作権法によれば、作曲者が没後50年ではじめて著作権が切れるのだそうで。
 音楽を使う場合はオリジナル(原曲があるものはダメです)または、没後50年を経過したクラッシックなどを使わせていただくことをおすすめします。
 らんまな曲を使いたい気持ちもわかりますが、著作権の壁がありますから、その辺り、注意して使うように心がけないと、削除などの手痛い目にあいます。

 どうしても使いたいという方は、是非
 JASRAC(日本音楽著作権協会)
 をチェックしてくださいませ。


 また、気軽に人様のサイトに保管されている「MIDIファイル」へ直リンクなどして使うと、使用料を請求されてしまいますから、決してやらないようにしてください。




 文字作品でも、八小節以上にわたる詩歌の引用掲載も著作権法に違反するそうです。私の場合は投稿小説を受けたとき、ここの部分はチェックして、こらダメだと思ったら手直ししていただいております。


 また、私はフレーム非対応のパソコンは皆無に近いようではありますが、まれに切っていらっしゃる方もおられるし、携帯からサイトを見られる方もありますから、一応、ノンフレームのメニューページも作るようにしています。
 スマフォ利用者は多分、ノンフレームの頁の方が使いやすいのではないかと思います。
 タグを使って、PC用とスマフォ用に表示させることもできるらしいですが、面倒臭いので、今のところ、分けて作る作業はしていません。
 スマフォやタブレットの機能も上がってきているので、あまりこだわらなくても良いかな…というのが今の持論です。

 現在は、VISTA搭載のマイノートとエイト搭載のタブレットと、IPHONEで、表示具合をチェックして、調整しています。いずれも標準搭載のブラウザを使用しています。


 凝ったページよりも親しみやすいシンプルなページ…。いろいろ試行錯誤で作ってみて、今の形に落ち着きました。
 サイトを彩る壁紙も最近ではよほどでないと使わないようにしています。
 壁紙画像もそれはそれで一つのファイルなので、乱用すれば容量はかさみます(笑


 お師匠さま(甘栗ケンさん)に、スタイルシート(CSS)について、ご指南を受けたので、導入するようになりました。ページ内の文字指定など、これを使えば一括でできるので、結構気に入っています。
 このページの文字の指定(文字色、大きさ、行間など)、スクロールバーの色設定、背景画像の設定などは、おおむね「スタイルシート」でやっています。
 
 ただ、最近、文字指定がなされてしまう「CSS」だと、ブラウザから文字の大きさを調整できないから小説文が読み辛いという報告もいただきました。
 CSSで文字指定するときは字のサイズについて、やはり考慮する方がいいか・・・と最近は思っています。
 ピクセルのタグ管理よりパーセントのタグ管理するとか…。まだ勉強の余地があると思っています。
 最近作るページは、ピクセルではなく、パーセント管理するようにしています。


 サイト作りは奥が深いです!
 まだまだ、いろいろ考察の余地もあるし、可能性もいっぱいあるような気がします。